新潟放送

新潟県内では、12月1日にかけて雷を伴って断続的に強い雨や、やや強い雨が降って、大雨となる所がある見込みです。土砂災害警戒情報が発表されているエリアもあり、新潟地方気象台は、中越では1日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒し、県内は12月1日夜遅くにかけて土砂災害に注意・警戒するよう呼び掛けています。 【画像】5日（木）午後3時までの雨と雪のシミュレーション（3時間ごと） 気象台によりますと、日本付近は1日にかけて西高東低の冬型の気圧配置が続く見込みで、北陸地方の上空には寒気が流れ込むため、30日夜遅くにかけて大気の非常に不安定な状態が続く見込みです。 また、1日にかけて雷を伴って断続的に強い雨や、やや強い雨が降り、大雨となる所があるとしています。 雨雲が予想よりも発達したり停滞したりした場合、現在発表していない地域にも大雨警報を発表する可能性があるということで、これまでの雨や今年1月の能登半島地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあるということです。 ■雨の予想 ▼12月1日午後6時までに予想される24時間降水量（多い所） 　下越　40ミリ 　中越　60ミリ 　上越　60ミリ 　佐渡　15ミリ なお気象庁によりますと、3日以降は気圧の谷や西高東低の冬型の気圧配置となり、雨や雪となる見込みです。また7日ごろは強い寒気が南下して冬型の気圧配置が強まるため、北海道や東北の日本海側、北陸などを中心に降雪量が多くなる可能性があるとしています。今後の気象情報に注意してお過ごしください。