【NFL】レイブンズHCハーボーの第4ダウンでの大胆なコールがチャージャーズ戦の「転換点」に
アンドリュースのランから4プレー後、ジャクソンはエンドゾーンにいたベイトマンに美しいロングパスを通した。このプレーでは、チャージャーズのコーナーバック(CB)クリスチャン・フルトンがパスインターフェアランスの反則をとられたにもかかわらず、ベイトマンが見事なキャッチを決めている。そのようにして8プレー、93ヤードのドライブを締めくくったレイブンズは、14対10のリードを奪い、そのリードを最後まで手放さなかった。
ジャクソンはアンドリュースのコンバージョンについて「あれはでかかった」と振り返っている。
「第1クオーターで出遅れて、かなりゆっくりしたスタートだったから、勢いを取り戻して、正しい方法で自分たちのプレーをし始める必要があった。試合が進むにつれて、どんどん強くなっていかなきゃいけないし、本来のやり方で終わらせる必要がある」
「でも、俺たちは勝ったし、あのコンバージョンに関しては、とにかく素晴らしかった」
アンドリュースの2ヤードのゲインは、レイブンズの支配的なランゲームのほんの一部に過ぎない。ランニングバック(RB)デリック・ヘンリーが140ヤード、RBジャスティス・ヒルが55ヤード、ジャクソンが15ヤードを稼いだことで、レイブンズは合計212ランヤードを獲得し、試合の主導権を握った。
今回の勝利で、ジョン・ハーボーは弟との対戦成績を3勝0敗としている。ただし、今回はジムがチャージャーズに加わってから初めての対決だった。
アンドリュースは試合後に『NFL Network(NFLネットワーク)』のブリジット・コンドンに「あの家族は本当に素晴らしい。彼らの父親と2人について考えると、ただただ素晴らしい家族だと思う」と話している。
「俺たちにとって、ハーボーコーチをサポートして、この勝利を手にすることができたのは本当にクールだ」
敗北のつらさを味わいながらも、ジム・ハーボーはフットボールの最高のレベルで兄と対戦できることは素晴らしいことだと認めている。