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入院患者へ虐待、主犯格の元看護助手・初公判「人としての尊厳傷つけられた」家族が怒り 神戸地裁

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 神戸市の精神科病院で起きた看護師らによる入院患者への虐待事件で 、暴行や監禁などの罪に問われた主犯格とされる元看護助手の男(27)の初公判が27日、神戸地裁で開かれ、 男は起訴状の内容を認めた。  男はほかの看護師の男ら5人と共謀し、2018年10月以降、当時79歳の男性患者を病院内のイレのいすに座らせ水をかけるなどしたほか、病室で当時63歳の男性患者を床に寝かせ落下防止柵が付いたベッドを逆さに覆いかぶせて閉じ込めるなどしたとされる。  男は、別の強制わいせつ事件で逮捕され、押収されたスマートフォンから虐待の様子をとらえた動画が見つかったことからこの事件が発覚した。  初公判で検察側は「2015年に看護助手として採用され、しだいに精神障害を持つ入院患者を怒鳴るなどするようになった。また患者の頭にゴム手袋をかぶせている様子を動画で撮影するなどしてエスカレートしていった」と指摘した。  さらに患者の家族が「病院に裏切られた。人権や人としての尊厳を傷つけられた」と訴える供述調書も読み上げられた。次回公判は9月28日。  一連の事件で男を含む元看護師ら6人が逮捕、起訴され、 このうち3人が有罪判決を受けた。  事件をめぐり神戸市は、病院に対し精神保健福祉法に基づく改善命令を出した。市の調査では、患者を隔離する際に数人を1室に入れたり、医師の指示なく隔離したりしたケースがあったため、法令順守の徹底も要請。病院に対し改善計画書を提出するよう求めている。

ラジオ関西

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