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トップ取り麻雀で輝きをもう一度 二階堂亜樹「さすがだよねって言われるように」リーグ最下位からの大逆襲/麻雀・Mリーグ

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ABEMA TIMES

 チームとしても個人としても、捲土重来を誓っている。プロ麻雀リーグ「Mリーグ」屈指の花形選手であり、女流雀士の第一人者として知られるEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)にとって、2019シーズンは悔しさばかりが残る結果となった。2018シーズンには驚異的なラス回避率を記録した準優勝チームが、優勝を期待されたシーズンでまさかの最下位。個人成績も▲286.4で29人中28位に沈んだ。「純粋なミスに加えて、押し引きのバランスにも課題がありました」と振り返るその口ぶりには、同じ失敗は決して繰り返さない、という強い決意がにじんでいた。 【動画】二階堂亜樹、2019シーズンハイライト -EX風林火山が2019シーズンに安定感を失ってしまった理由は? 二階堂亜樹(以下、二階堂)  2018シーズンはチームメイトの滝沢さんが大きく勝って、基本的には「負けないように打てばいい」という気持ちの余裕がありました。ただ、昨シーズンはチームとしてのポイントゲッターが出なかった。個人個人が「チームのポイントを稼がなければ」と考えすぎたことが焦りにつながり、負けが負けを呼ぶ悪循環に陥ってしまいました。チームのポイントを考えながら、それを半荘に投影して打つ、というスタンスだったんですが、結果としてチーム戦であることを意識しすぎていたかもしれません。  最下位からの大逆襲に向けて鍵となるのは、「なにがなんでもトップを取る」という強い意志だ。「結局は“個”の集まりがチーム、というのが2年戦った実感です」という二階堂の言葉は、ある意味でMリーグの本質を言い当てたものだろう。 二階堂  チームのためにラスを引かない麻雀よりもトップを取りに行く麻雀のほうが、最終的にはチームに貢献できるのかな、と今は考えています。そういった意味で、これまでの風林火山とは少し違った麻雀を見せられるかもしれませんね。 -具体的にはどのようなモデルチェンジを考えている? 二階堂  長いシーズンのうちに、悪い時期というのは必ずやってくるので、有利な局面でいかにポイントを重ねておけるか、が重要になってきます。たとえば昨シーズンに自分がトップを取った半荘で、親番だったオーラスに2着目からリーチが入ってオリた場面がありました。跳満直撃で変わってしまう状況ではありましたが、自分自身の手だけを見れば親の満貫をアガって加点できそうな1局でもあったんです。12ポイントの素点(1万2000点)も積み重ねていけば大きな数字になるので、そういった場面でリードを広げられるような打ち方ができればいいなと思います。 -チーム、そして個人としてリベンジを期するシーズンになる。 二階堂  チームとしては、セミファイナル進出が最低限の目標です。2年連続レギュラーシーズン敗退は完全に許されないことですから。私自身は2シーズン連続で成績がマイナスなので、まずは自分の成績をプラスにしてチームに貢献したい。私の麻雀って守備寄りでわりと地味な方だと思うんですけど、それでも「さすがだよね」って言ってもらえるように。もっともっと研鑽を積んで、結果でも内容でもファンの方に喜んでもらいたいですね。  唯一無二の華やかさと確かな実力で、多くの麻雀ファンを魅了してきた二階堂亜樹。そのまばゆい“個”を輝かせることこそ、EX風林火山の大逆襲の足がかりとなる。玄人を唸らせる守備力はそのままに、ここぞという場面では貪欲に大きなトップを狙うモデルチェンジを果たして、“卓上の舞姫”が復活の狼煙を上げる。 ◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。優勝賞金5000万円。

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