第3回現役ドラフト 選出された13選手の今季の成績一覧 水谷瞬や佐々木千隼のように飛躍が期待
プロ野球の2024年度の現役ドラフトが9日に行われ、各球団の獲得選手が発表されました。13選手が新天地へ移籍することになっています。 【画像】前回の現役ドラフトで移籍した12選手一覧 内訳は投手9人、内野手3人、捕手1人。3回目にして初めて広島が2選手を獲得、また捕手登録選手の移籍が決まりました。 2018年にドラフト1位でDeNAに決まった上茶谷大河投手や、2016年ドラフト1位で広島に入団した矢崎拓也投手などが名を連ねます。 前回の現役ドラフトでは、2018年にドラフト5位でソフトバンクに入団した水谷瞬選手が日本ハム移籍。6年目にしてプロデビューを飾り、今季は97試合に出場し、打率.287、9本塁打、39打点の成績を残します。また交流戦では、歴代最高打率.438を記録してMVPを獲得するなど、充実のシーズンとなりました。 日本ハムからソフトバンクに移籍した長谷川威展投手も自己最多32試合に登板し、防御率2.49、4勝0敗6ホールドの成績を残し、チームの4年ぶりのリーグ優勝に貢献。DeNAの佐々木千隼投手は、前年は2試合の登板でしたが、28試合で6ホールド、防御率1.95をマークするなど、現役ドラフトをキッカケに輝かしい成績を残した選手も現れました。 毎回移籍をキッカケに花開く選手が登場する現役ドラフト、今後の活躍が期待されます。 ▽第3回現役ドラフト選手の今季の成績 【巨人→阪神】畠世周投手(30) 1試合 0勝0敗 防御率3.00 【阪神→DeNA】浜地真澄投手(26) 18試合 0勝0敗 防御率2.11 【DeNA→ソフトバンク】上茶谷大河投手(28) 18試合 2勝2敗1ホールド 防御率4.37 【広島→ヤクルト】矢崎拓也投手(29) 26試合 1勝1敗10ホールド 防御率3.60 【ヤクルト→楽天】柴田大地投手(27) 1試合 0勝0敗 防御率4.50 【中日→ロッテ】石垣雅海内野手(26) 9試合 打率.200 0本塁打 0打点 【ソフトバンク→日本ハム】吉田賢吾捕手(23) 10試合 打率.192 0本塁打 2打点 【日本ハム→巨人】田中瑛斗投手(25) 3試合 0勝0敗 防御率11.25 【日本ハム→広島】鈴木健矢投手(26) 8試合 1勝2敗1ホールド 防御率2.74 【ロッテ→西武】平沢大河内野手(26) 0試合 【楽天→中日】伊藤茉央投手(24) 6試合 0勝0敗1ホールド 防御率7.94 【オリックス→広島】山足達也内野手(31) 43試合 打率.133 0本塁打 0打点 【西武→オリックス】本田圭佑投手(31) 31試合 1勝4敗10ホールド 防御率4.11