センバツ プロのOBら祝福 広陵、パーカとTシャツ届く /広島
<第91回選抜高校野球> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する広陵の選手たちに、プロの世界で活躍するOBから祝福のパーカとTシャツが届いた。 校章入りの黒のパーカを贈ったのは、広島東洋カープで活躍する野村祐輔投手。日本一を意味する「21」の数字が入ったグレーのTシャツは、カープの中村奨成選手や、巨人で昨年まで活躍した西村健太朗さんなど有志16人がプレゼントした。 中井哲之監督によると、阪神タイガースの監督も務めた金本知憲さんがカープの選手時代に後輩の部員全員にTシャツを贈ったのが始まり。以降は甲子園出場を決めた際にプロの先輩が衣類をプレゼントするのが恒例になっているという。 パーカを着た藤井孝太中堅手(2年)は「温かくて着心地がいい。感謝で胸がいっぱいです。先輩方にはプレーでお返しできれば」と笑顔で話していた。【隈元悠太】