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泡消火剤流出、3人が触れて皮膚炎や吐き気

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琉球新報

 米軍の事故調査報告書によると、米軍普天間飛行場で格納庫から泡消火剤があふれ出た4月10日、海兵隊員3人が消火剤に接触して皮膚炎や吐き気、呼吸困難を訴えた。米兵らは海外展開から普天間飛行場に戻り、再び米揚陸艦に配備される際に新型コロナウイルスを持ち込まないようにするための隔離期間中だった。  普天間飛行場の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイを扱う部隊は1月20日から米強襲揚陸艦アメリカとドック型輸送揚陸艦グリーンベイに配備された。タイで多国間共同訓練「コブラ・ゴールド」に参加。14日間の隔離期間を経て米領グアムへ向かった。グアムの港ではコロナ対策のため、船を離れることは禁じられていたという。その後、沖縄へ北上した。  3月26日に揚陸艦からの荷下ろしを始めた。オスプレイ4機と海兵隊員ら47人は普天間飛行場に戻った。その後、海外に再び展開する前に14日間の隔離をするよう指示を受けた。3月30日から格納庫539で隔離措置に入った。報告書には隔離期間中に空調や温水設備が復旧した経緯や、食事やゲーム機などを支給したことも載っている。  部隊は4月10日に「士気高揚のためのバーベキュー」を実施しようとした。格納庫そばで着火するとすぐに消火装置が作動したという。技術仕様書の記載よりも火災検知器のセンサー感度が高かった旨も記している。  消火剤に接触して症状を訴えた米兵3人について防衛省は「軽度の症状」と説明していた。報告書によると、すすいだ後、症状が緩和したため病院には行かなかった。

琉球新報社

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