練炭で住職殺害 男に懲役25年 東京地裁
日テレNEWS NNN
東京・足立区にある寺の納骨堂で大量の練炭を燃やし、一酸化炭素中毒で住職の男性を殺害した罪などに問われている男に対し、東京地裁は29日、懲役25年を言い渡しました。 霊園開発会社の社長・斎藤竜太被告は、去年7月、足立区にある寺の納骨堂で練炭28個を燃やし、一酸化炭素中毒で住職の男性を殺害したほか、男性の妻と娘を殺害しようとした罪に問われています。 東京地裁は29日の判決で、「換気が容易でない地下納骨堂に無色・無臭・無味の一酸化炭素を充満させており、納骨堂に入った者が気づかないうちにその生命を侵害する危険性が高く、卑劣な犯行だ」と指摘。 そのうえで「住職の殺害を遂げ、さらにその家族2人に傷害を負わせた結果は重大だ」として、斎藤被告に懲役25年を言い渡しました。