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【特集】野球部マネージャーは『脳性まひ』部活に誘ってくれた支えてくれた仲間のために抱く目標

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かつて甲子園を沸かせた滋賀県の小さな学校の野球部。33年ぶりの甲子園という夢は新型コロナウイルスの影響でついえてしまいましたが、夏の県大会に向けて練習に励んでいます。そんな野球部には「脳性まひ」のマネージャーがいます。彼には支えてくれた仲間のために成し遂げたい目標があります。

「脳性まひ」の野球部マネージャー

6月1日、滋賀県長浜市にある県立伊香高校の野球部が2か月ぶりに全体練習を再開しました。小島義博監督(34)が部員たちに呼びかけます。 (小島監督)「バッティング練習とか各自課題を持って練習していこう。ええか。」 (野球部員)「はい。」 (小島監督)「みんな先、外野から行こ。」 一人、車いすに乗った部員がいます。伊香高校2年生の山本陸君(18)、この野球部のマネージャーです。 (山本君)「外野行こ。オッケー」

部員が車いすを押し、グラウンドへ向かいます。山本君は生まれつき重度の脳性まひで手足を自由に動かせません。とはいっても、練習では他のマネージャーと同じことを任されています。

山本君は練習のノックに参加します。監督にボールを渡す役割ですが…  (小島監督)「届く?」   (山本君)「ケースちょっと高くないですか?」  (小島監督)「ちひろ、ケースもう1個低いやつ(に換えて)」 (ちひろさん)「はい。」   (山本君)「ありがとう。」 マネージャーのちひろさんと監督がボールのケースを入れ替え、取りやすい位置になりました。少しの配慮は必要です。 (小島監督)「おっしゃいこか。」

タイミングよく監督にボールを渡す山本君。久しぶりの練習に笑顔がこぼれました。

練習が終わると、部員たちが山本君のところへ集まります。 (野球部員)「ありがとう陸。」 (野球部員)「ありがとう。」

山本君が困ったら近くにいる部員がサポートをします。  (山本君)「体なおしてもらっていいかな?」 (野球部員)「オッケー。」 車いすの体の位置が少しずれていたようで、部員が山本君を抱え、元の位置に戻しました。これが普段の練習風景です。

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