豪雨で浸水した学校の小中学生 隣の町に越境通学 石川・輪島市
記録的大雨で床上浸水し、臨時休校が続いている石川県輪島市町野町の小中学校は、1日から隣接する能登町の学校で授業が再開されました。 【写真を見る】豪雨で浸水した学校の小中学生 隣の町に越境通学 石川・輪島市 「おはようございます」 1日朝、能登町の柳田小学校にバスで到着したのは、輪島市の町野小学校の児童18人です。 町野小学校は、9月21日の大雨で床上浸水や断水などの被害を受け臨時休校が続いていますが、児童たちは1日から隣接する能登町の柳田小学校で授業を受けることになりました。 ■当面は、能登町の小中学校で授業 町野小学校・井上千佳校長 「しばらく休業が続き、子供たちも不安だったと思うが、(柳田小の)沢山の子供たちと一緒に勉強できる有難い」 柳田小学校・角間雅之校長 「こちらは子供たち含めて不安はあるが楽しみにしていました。新しい友達と色んな経験ができる柳田の子たちは、町野の子たちを楽しませたい、一緒に勉強したいという気持ちが強いと思う」 また、この日は同じ町野町の東陽中学校の生徒10人も柳田中学校で授業が再開されました。 当面は能登町の学校で授業が続けられる予定で、町野町の小中学校の復旧のめどは立っていません。
北陸放送