年末年始は家族で「ニューヨーク」に行くというママ友がうらやましい…!旦那さんは「大手企業の課長」らしいのですが、そんなにお金があるのでしょうか?
ママ友などのコミュニティーにおいて、他人の収入面が気になったことがある方は少なくないでしょう。 そこで、本記事では「男性で大手企業の課長」の場合における平均年収や、2人以上の世帯における平均支出額などを解説します。 ▼会社員で「年収1000万円」以上の割合は? 大企業ほど高年収を目指せる?
大企業の課長の平均年収はどれくらい?
厚生労働省が発表した「令和5年賃金構造基本統計調査の概況」によると、課長クラスの平均月給は約49万円とされています。つまり、平均年収は約588万円です。 男女ごとの結果では、課長クラスの男性の平均月給は約50万円、年収換算で約600万円であるのに対し、女性では平均月給が約43万円、年収換算で約516万円となっています。つまり、男性の課長クラスは男女計の平均年収をわずかに超えているのに対し、女性の場合は下回っていることが分かりました。 また、課長クラスの平均年齢は約49歳とされており、男女ともに大きな差はありません。なお、勤続年数の平均は約20年です。 次に、課長クラスの平均年齢である49歳における、大企業での平均年収を考えます。同調査によると、常用労働者1000人以上の大企業における45~49歳の平均月給は約39万円であり、年収にすると約468万円です。男女別では45~49歳の男性の平均月給が約44万円で年収にすると約528万円、45~49歳の女性の平均月給は約30万円で年収にすると約360万円です。 男性の平均年収は男女計の結果から大きく上回っているのに対し、女性は大きく下回っていることが分かりました。つまり、平均年収における男女差はかなりあるといえます。 上記の結果から、大手企業の課長である男性であれば、少なくとも530万円以上の年収があり、600万円前後でもおかしくはないといえるでしょう。 ただし、あくまでも平均値を基にした推測である点には留意すべきです。年収は業種などによっても異なるため、一概に年齢や企業規模、役職だけでは考えられない側面もあるからです。つまり、課長クラスの平均年収である、600万円を超えるケースも十分に考えられます。