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「西洋化」の影響も? 中国嫌いな若者がどこよりも多いのは韓国だった

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クーリエ・ジャポン

中国に依存している韓国経済

「両国(韓米)が共有してきた痛みの歴史と、多くの男女の犠牲を忘れないようにしなければならない」 世界的な人気を誇るアイドルグループ「BTS」のリーダーであるRMが、米韓関係の発展に貢献した人々を称える「2020 Van Fleet Award」の授賞式で朝鮮戦争に触れつつ、そう発言している。これを受けて「米軍と戦った中国人の犠牲者は無視するのか」と中国で怒りが噴出し、BTSをボイコットせよとの声があがる事態に発展した。 朝鮮戦争ではアメリカを中心とした「国連軍」が韓国を、中国の「人民義勇軍」が北朝鮮を支援するべく参戦し、大勢の人々が亡くなっている。こうした背景もあり、BTSの発言に多くの中国人が反発しているのだ。韓国企業のサムスン電子やヒュンダイは現在、彼らを起用していた広告を取り下げている。 韓国経済が中国に大きく依存していることを考えると、これは痛手だろう。米「ワシントン・ポスト」によると「韓国にとって中国は最大の輸出先であり、輸入品においては最大の供給源でもある」のだ。

「中国嫌いな若者」がどこよりも多いのは

一方で、韓国人──なかでも若年層の対中感情は、かつてなく高まっている。 「ピュー・リサーチ・センターが先週発表した調査によると、30~49歳の韓国人の82%が、18~29歳の80%が中国に否定的な見方を持っていると答えた。だが、50歳以上の韓国人で中国を否定的に見ていると答えたのは68%にとどまっている」と「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」は報じた。 調査対象となった14の先進国のなかで、若い世代が年長者よりも中国を否定的に見ていたのは、韓国だけである。 「全体で見ると韓国人の75%が中国を否定的に見ていた……これは調査対象となったすべての国のなかで4番目に高い数字だ。中国のパンデミックへの対応については、日本と並んで韓国が最も否定的な評価をしていた。回答者の79%が中国の対応は悪かったと考えている」 中国を否定的に考えているのは韓国だけではない。「カンバセーション」によると「アメリカ、イギリス、オーストラリア、韓国、ドイツを含む9ヵ国の中国に対する否定的な見方は、ピュー・リサーチ・センターが10年以上前に世論調査を開始して以来、過去最高レベルに達している」という。 「オーストラリアでは81%の回答者が中国を好ましくないと回答し、昨年より24ポイント上昇した。イギリスでは74%が中国を否定的に見ており、19ポイントの上昇だ。スウェーデン(85%)とオランダ(73%)も劇的な急上昇を見せ、それぞれ2017年から30ポイント以上上昇している」

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