Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

河井案里容疑者秘書の立道被告が控訴

配信

中国新聞デジタル

 前法相の河井克行容疑者(57)=衆院広島3区=の妻で参院議員の案里容疑者(46)が初当選した昨年7月の参院選広島選挙区で、法定上限を超える報酬を車上運動員14人に払ったとして公選法違反(買収)の罪に問われた案里容疑者の公設第2秘書立道浩被告(54)=広島市安佐南区=が、懲役1年6月、執行猶予5年とした広島地裁判決を不服として控訴したことが26日、分かった。 【図解】案里氏秘書公選法違反事件の司法手続きの流れ  広島地検は立道被告を連座制対象の「組織的選挙運動管理者」に当たるとみて3月24日に起訴。「百日裁判」として迅速に審理され、地裁が今月16日に有罪判決を言い渡した。控訴期限は6月30日で、判決が確定すれば広島高検が案里容疑者の当選無効を求める行政訴訟を起こす見通しだった。  公選法の規定で、控訴審も同様に「百日裁判」となる。広島高裁が事件を受理した日から50日以内に初公判が開かれる。  地裁判決は、立道被告が遊説責任者として「法定上限の2倍の1日3万円という違法な報酬の支払いを前提とする遊説活動に主体的、積極的に関与した」と認定。支払いを会計担当者に指示したなどとし、従属的な立場の「ほう助犯」として連座制が適用にならない罰金刑を求めた弁護側の主張を退けた。  判決によると、昨年7月19~23日、克行容疑者の元政策秘書高谷真介被告(44)らと共謀し、車上運動員14人に1日当たり3万円の公選法の上限を超える報酬計204万円を渡した。弁護側は一審に続いて立道被告の関与の程度や量刑を争うとみられる。

中国新聞社

【関連記事】