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市天然記念物「沼のびゃくしん」守れ 樹齢800年の大樹 地元造園業者や樹木医が治療 館山

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千葉日報オンライン

 強風や雨の影響などで弱った大樹を守ろうと、館山市沼の十二天神社にある市天然記念物で千葉県内最大のビャクシンの木「沼のびゃくしん」の“治療”が行われた。地元の造園業者や樹木医らが集い、折れた枝の伐採や傷口の消毒に汗を流した。  「沼のびゃくしん」は樹齢およそ800年。幹周は地上1・5メートル部分で7・45メートル、樹高は17メートルになり県内最大のビャクシンとして知られる。1961年10月に市の天然記念物に指定された。  市担当者や樹木医によると、元々着生木の影響で樹勢が弱まっていたところに、昨秋の房総半島台風(台風15号)が追い打ちをかけ、小規模の枝折れが発生。今年7月25日には3本の太い枝がはがれ落ちるように折れているのを確認した。  ビャクシンの治療で、造園業者がチェーンソーで大きく垂れ下がった枝を伐採。クレーン車でつり上げ撤去して、幹回りの手入れを行った。樹木医の斉藤陽子さん(73)は「光合成ができず、長年傷んでいた下がり枝が台風や雨でとどめを刺されてしまった。また台風が来ないよう祈るばかり」と心配していた。

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