【速報】“あおり運転” バイク男性が死亡した事件 懲役10年の判決 危険運転致死の罪に問われた元介護士の男に
堺市で去年、あおり運転の末にバイクに乗った男性を死亡させた、危険運転致死の罪に問われた男に対し、大阪地方裁判所堺支部は懲役10年を言い渡しました。 元介護士の川島陸被告(28)は去年3月、堺市の府道で、バイクで走行していた男性(当時28歳)に対して、車であおり運転を繰り返した末に転倒させるなどして即死させた危険運転致死の罪に問われていました。
裁判は9月13日に始まり、川島被告は起訴内容を認めていました。 検察側は「被告がバイクのすぐ前に割り込み、その後、被害者に車を蹴られたことから、危険な速度で追跡した」「事件の後、ドライブレコーダーのSDカードを捨てた」などと指摘。 一方、弁護側は「バイクを追いかけたのは被害者に車を蹴られたことがきっかけで、理由のないあおり運転とは異なる」と主張していました。 検察側は懲役12年を求刑していました。 22日の判決で大阪地方裁判所堺支部は、川島被告に懲役10年を言い渡しました。
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