ILC「オープンラボ」一般公開 加速器など実験への理解深める<岩手・盛岡市>
ILC国際リニアコライダーを学ぶ岩手県盛岡市の施設「オープンラボ」が6月16日に一般公開された。 「岩手ILC連携室オープンラボ」は、ILCについての情報発信や研究開発の拠点として、盛岡市の県先端科学技術センターに4年前に開設された。 見学には普段、事前予約が必要だが、16日は施設が一般公開された。 施設には、加速器の中心部品で長さ6メートルあまりあるクライオモジュールの実物が展示されていて、そのスケールを体感することができる。 高エネルギー加速器研究機構 吉岡正和名誉教授 「大型の国際機関が来て、平和のシンボルとしてやっていくことが日本にどういうインパクトを与えるか。県民が触れる非常に大きな窓口になる」 今後も修学旅行など団体の予約に合わせて一般公開を行うという。
岩手めんこいテレビ