上位3チームがそろって勝利…大宮、相馬直樹監督の初陣は東京Vとドロー/J2第19節
明治安田生命J2リーグ第19節が28日と29日に行われた。 首位のベガルタ仙台は、ホームで栃木SCと対戦。56分にコーナーキックの流れで若狭大志が先制点を挙げると、85分に矢野貴章の同点ゴールを許す。それでも、88分に再びCKの流れから、今度は皆川佑介が勝ち越しゴールをマーク。2-1で接戦を制した仙台が首位を堅持した。 【写真ギャラリー】J2第19節 FC町田ゼルビア 2-0 ブラウブリッツ秋田 勝ち点差「1」で仙台を追いかける2位アルビレックス新潟は、ホームでモンテディオ山形と対戦。28分に松田詠太郎がこぼれ球を押し込み先制すると、58分には7試合ぶり先発の本間至恩が鈴木孝司とのワンツーから追加点を記録。79分にコーナーキックから田上大地がトドメの3点目を挙げ、3-0の快勝で今季初の3連勝となった。一方、山形は10試合ぶりの敗戦となった。 新潟と勝ち点で並ぶ横浜FCは、ホームでレノファ山口FCと対戦。82分に投入された亀川諒史が89分に値千金の先制点を挙げ、1-0で勝利した。 相馬直樹新監督を招へいした大宮アルディージャは、敵地で東京ヴェルディと対戦。27分に先制を許したものの、58分に追いつき、新体制の初陣は1-1のドローに終わった。 FC琉球vs徳島ヴォルティスは劇的な展開に。38分、徳島が一美和成のPK成功で先制。前半アディショナルタイム3分に今度は琉球が清武功暉のPK成功で追いつくと、琉球は52分に中野克哉が逆転ゴールをマークする。徳島は85分に白井永地が試合を振り出しに戻したものの、琉球はその1分後に富所悠が豪快なミドルシュートを突き刺して勝ち越す。試合はこのまま終わるかに思われたが、徳島はラストワンプレーのコーナーキックで新井直人が同点ゴールをマーク。3-3のドローで勝ち点1を分け合った。 FC町田ゼルビアはホームでブラウブリッツ秋田を下し、2試合ぶりの白星で4位に浮上。水戸ホーリーホックに逆転勝利したジェフユナイテッド千葉は今季初の連勝となった。大分トリニータは敵地でザスパクサツ群馬を下して6試合ぶりの白星を収めた。 今節の試合結果と順位表、次節の対戦カードは以下の通り。