101度目の早慶戦は早大が8トライで圧倒し6戦全勝 12・1早明戦で17年ぶり全勝優勝目指す/関東対抗戦
関東大学ラグビー対抗戦(23日、早大57-3慶大、秩父宮)101度目の定期戦となる伝統の早慶戦は、8トライを奪った早大が圧勝。ただ1校の6戦全勝とし、勝ち点36で首位に立った。定期戦通算は早大の74勝7分け20敗。早大は12月1日の明大戦(国立)で2007年以来の全勝優勝をかける。 【写真】早大は4年ぶりに帝京大も撃破 1年生・WTB田中健想が5トライを挙げた 前半12分、早大は慶大キックのカウンターからNO・8鈴木風詩が先制トライ。その2分後にはFB矢崎由高-HO佐藤健次主将と日本代表コンビのつなぎから相手ゴール前に迫り、SO服部亮太がトライ。両校PGを入れ合ったあと、佐藤、矢崎、FL田中勇成がトライを重ね、いずれもCTB野中健吾がゴールに成功。38-3と早大リードで前半を折り返した。 後半も早大が先にトライを奪う。12分、大きな展開からWTB田中健想が今季13トライ目を決め、野中のゴールで45-3と差を広げ、。24分には服部のキックパスを受けたWTB池本晴人のトライで得点を50点に乗せた。36分にはCTB福島秀法がトライを追加。慶大の最終盤の猛攻も粘り強いディフェンスで封じ、宿敵をノートライに抑えて快勝した。