FWトリニティ・ロッドマンのゴールもノミネート(Getty Images)

　国際サッカー連盟(FIFA)は28日、2023年8月21日から24年8月10日までのゴールを対象とした最優秀ゴール賞のプスカシュ賞(男子)とマルタ賞(女子)候補を発表した。 【動画】日本のパリ五輪“悪夢の失点”が候補に 　昨年までは男女統一でプスカシュ賞のみが設定されていたが、今回から男女を分けて新たに女子の最優秀ゴール賞を対象とするマルタ賞を新設。ブラジル女子代表のFWマルタ本人のゴールがノミネートしたほか、パリオリンピック準々決勝の日本戦で決勝点となったアメリカ女子代表FWトリニティ・ロッドマンの得点も候補に入った。同大会でブラジル相手に決めたMF谷川萌々子のロングシュートを含め、日本人選手の得点はノミネートしていない。 　男子のプスカシュ賞ではマンチェスター・ユナイテッドMFアレハンドロ・ガルナチョがエバートン戦で決めたオーバーヘッド弾や、インテルDFフェデリコ・ディマルコがフロジノーネ戦で決めたゴールなどが候補に入っている。 　各部門の受賞ゴールはFIFA専門委員とファン投票によって決まり、年間表彰式の「ザ・ベスト」で表彰される。 　以下、ノミネートしたゴール ▽プスカシュ賞 ハサン・アル・ハイドゥース(カタール代表/24年1月22日の中国戦) テリー・アントニス(メルボルン・C/24年3月12日のウェスタン・シドニー戦) ヤシン・ベンジア(アルジェリア代表/24年3月26日の南アフリカ戦) ワルテル・ボウ(ラヌース/24年4月4日のティグレ戦) マイケル・チリノス(ホンジュラス代表/24年3月23日のコスタリカ戦) フェデリコ・ディマルコ(インテル/23年11月12日のフロジノーネ戦) アレハンドロ・ガルナチョ(マンチェスター・U/23年11月26日のエバートン戦) モハメド・クドゥス(ウエスト・ハム/24年3月14日のフライブルク戦) デニス・オメディ(キタラ/24年8月6日のKCCA戦) ポール・オヌアチュ(トラブゾンスポル/23年11月10日のコンヤスポル戦) ジェイデン・フィロジェン・ビデイス(ハル・シティ/24年2月13日のロザラム戦) ▽マルタ賞 デルフィン・カスカリーノ(リヨン/24年3月27日のベンフィカ戦) マリーナ・ヘゲリング(ボルフスブルク/24年1月29日のエッセン戦) サキナ・キャシャウィ(フランス女子代表/24年7月12日のスウェーデン戦) パウリナ・クランビーゲル(ホッフェンハイム/24年2月2日のデュイスブルク戦) マルタ(ブラジル女子代表/24年6月1日のジャマイカ戦) ニーナ・マテジッチ(セルビア女子代表/24年7月17日のイングランド戦) ベス・ミード(アーセナル/23年11月26日のウエスト・ハム戦) ジュゼッピーナ・モラッカ(ラツィオ/23年10月15日のボローニャ戦) アシサト・オショアラ(バルセロナ/23年11月14日のベンフィカ戦) マイラ・ペラーヨ(メキシコ女子代表/24年2月27日のアメリカ戦) トリニティ・ロッドマン(アメリカ女子代表/24年8月3日の日本戦)