「イトウは僕を殺していい」ヘンクのナイジェリア代表FWが猛反省! “アシスト未遂”の伊東純也に謝罪
スコアレスドローで終わった試合でビッグチャンスを逃す
現地時間5月21日、ベルギー1部のレギュラーシーズン5~8位によるプレーオフ2最終節が行なわれ、伊東純也が所属するヘンクはメヘレンと対戦。今シーズンのラストゲームをスコアレスドローで終えた。 【動画】伊東のピンポイントクロスに惜しくも触れられず…! オヌアチュが倒れ込んだシーン(4分30秒~) 伊東は3トップの右で先発フル出場。再三チャンスを創出したが、得点に結びつけることはできなかった。 なかでもビッグチャンスだったのが、70分のシーンだ。右サイドで味方からのパスを受けた伊東が、鋭いクロスを中央に送る。触れればゴールに入りそうなボールに、中央にいたナイジェリア代表FWポール・オヌアチュが飛び込んだものの、合わせられず。身体をゴール前に投げ出したストライカーは、しばらく地面に臥せって立ち上がれなかった。 試合後、オヌアチュは現地紙『Het Laatste Nieuws』の取材に対して、「決めるべきシーンは多かった。特にあのラストチャンスは、必ずものにしなければならなかった」と振り返っている。 「どうしてあのチャンスを逃したのか、未だに分からない。GKの手の届かない角に入れたかったのに、押し込むことができなかった。今日は試合の内容は良かったし、楽しかった。でもゴールは入らなかった。イトウには本当に申し訳ないと思っている。彼は僕を殺していいし、そう伝えたよ。彼に謝らなければならない。ただ、チーム全体としては良いパフォーマンスで今シーズンを締めくくれたのは良かった」 ちなみに、同紙は伊東にもインタビューを実施。今シーズンの公式戦を8ゴール・21アシストという記録で終えた日本代表アタッカーは「ポールのことは怒ってない。でも、彼が得点を決めるまでに、あと何回アシストボールを上げないといけないかと聞いてみたよ(笑)」とコメントしている。 ヘンクで長くホットラインを形成しているオヌアチュと伊東、ふたりの信頼関係が窺えるエピソードといえそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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