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池江璃花子「また強くなれる」 2024年パリ五輪へ再出発…10月の競泳・日本学生選手権での実戦復帰に照準

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中日スポーツ

 白血病からの復活を期する競泳女子の池江璃花子(19)=ルネサンス=が2日、昨年12月の退院後初めて東京都内での練習をオンラインで公開した。闘病生活や現在の心境を明かし、当面の目標として10月2~4日に東京辰巳国際水泳場で開催予定の日本学生選手権(インカレ)での競技復帰を掲げた。  水の申し子が「水泳があって自分ができている」と自ら語る場所に帰ってきた。池江の弾む声がプールに響き渡った。「本当に水泳をやっていてよかった。病気になって一からになっちゃったけど、こうしてみんなと楽しい思いができてよかった」。笑顔でプールの感触をかみしめた。    新たに指導を受けることになった西崎勇コーチによると、この日泳いだのは計3000~3500メートル。本職のバタフライ、自由形で。時にスタート台から飛び込んだ。「やっと上が見えてきた感じ。先週とか先々週ぐらいからやっとみんなと一緒に泳げるようになった。今の泳力は自分の中1か中2ぐらいまで戻りつつあるんじゃないかと思う」。現在は月に1度通院、週に4日泳ぐ。日々復活の階段を上っている。    白血病を公表したのは昨年2月。あらためて当時の心境を「どういう病気か分からず、抗がん剤で髪の毛が抜けることにショックを受けた。でも五輪に出なくていいんだとホッとした」と振り返った。そこから始まった闘病生活。「毎日吐いたし、一日に何度も戻してしんどかった」。そんな中でも病気で苦しむ年下の人からの手紙などを励みに「病気の人たちに、また強くなれると知ってもらいたい、中途半端なまま水泳を終わらせたくない」という思いも抱くようになったという。    昨年12月の退院時、2024年パリ五輪でのメダル獲得を目指すと宣言した。一方で目の前のターゲットも決まった。「まずはインカレにみんなで出るという気持ちが原動力だし、パリに出たい、また強くなってみんなより速く泳ぎたいという気持ちがすごくある」。10月のインカレで実戦復帰し、パリ五輪へ―という道を思い描く。今月4日には20歳の誕生日を迎える。「大人になる第一歩なので、自分の意思を持っていい大人、女性になりたい。見た目ではなく内面で強い、いい女性になりたい」。笑顔で、力強く誓った。

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