15~24歳の男性を調査!「メンズトレンド大賞2024」何がランクインした?
SHIBUYA109 lab.所長・マンダム・コーディメイト担当者が分析
SHIBUYA109 lab.メンズトレンド大賞2024では、若年層男子の美容・身だしなみ行動に詳しいマンダムGATSBYチームと、若年層男性のファッションに関する悩みに詳しいコーディメイトとともに、3社でのワークショップ・5名の若年層男性を対象としたデプスインタビューを実施。若年層男性の2024年の消費ムードの分析を行なった。 ■SHIBUYA109 lab.所長 長田 麻衣氏 2024年は男女問わずコミュニケーション・行動量の急激な増加に『疲れ』を見せていた年で、自然を楽しむなどのリフレッシュ行動が特徴的でした。 また、BeRealを中心に公開範囲が限定されたSNSを駆使して他者との距離感の調節を行ったり、オンオフの切り替えを行うためにポジティブなマインドを発信するインフルエンサーの投稿を視聴することで、疲れない工夫をし、自分にとってのWell-beingの模索を行なっていました。 ■(株)マンダム 小黒 卓人氏 2024年はファッション部門にスパイキーショートがランクインしました。 元々はパンクやロックなどアーティストを中心に見られた、個性的なヘアスタイルのイメージがありますが、近年はY2Kなどのファッショントレンドも相まって、ファッションに合わせて自分らしさを表現できるヘアスタイルとして、一部の若年男性の中で受け入れられていると感じました。 ヘアスタイルのトレンドは回りながらも、その時代に合わせてアレンジされている印象を受けます。 ■(株)coordimate 飯野 健太郎氏 本当は服装や髪型の細かいところまで気を使っているのですが、「努力をしていない」「ありのままの自分」であることを演出することが特徴の1年でした。 「自分の軸を持っていることがカッコいい」というカッコ良さが模倣困難な時代において、無理をせずに自分らしさを探している方が多かった1年だったのではとの印象を受けています。 トレンドは単なる流行ではなく、自分らしさを探すヒントになるものだと感じています。このメンズトレンド大賞が自分らしさが見つかるきっかけになればと思っております。 調査の概要 調査方法/WEBでのアンケート調査 調査期間/2024年9?10月 調査対象/around20(15歳~24歳) 男性 有効回答数/n = 522 調査実施・分析/SHIBUYA109 lab.(運営:株式会社SHIBUYA109エンタテイメント) ※ノミネート候補の選定について 2024年9月にトレンド大会議を実施。SHIBUYA109 lab.の保有する独自ネットワーク『SHIBUYA109 lab. MATE』に所属する大学生8名とともにSHIBUYA109 lab.にて部門ごとにノミネートを選定。その後選択式アンケートを実施して大賞を決定。 出典/SHIBUYA109 lab.調べ 関連情報 https://shibuya109lab.jp 構成/清水眞希
@DIME編集部