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ネオナチの"聖地"にはさせない! オーストリア、ヒトラーの生家を警察署に ── 2023年完成予定

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BUSINESS INSIDER JAPAN

オーストリア政府は6月2日(現地時間)、ナチス・ドイツを率いた独裁者アドルフ・ヒトラーの生家を警察署に改修するための建築事務所を選定したと発表した。 【全画像をみる】ネオナチの"聖地"にはさせない! オーストリア、ヒトラーの生家を警察署に ―― 2023年完成予定 改修は、建物がネオナチに"聖地"として使われるのを防ぐ目的がある。 BBCによると、カール・ネハンマー内相は「大量殺人を犯した独裁者の生家から未来に向けて新たな一章が始まるだろう」と報道陣に語った。 ヒトラーはこの家で1889年に生まれたが、一家はその数週間後に引っ越した。 警察署に改修することが決まる前は、建物を完全に破壊する案やスーパーマーケットに変える案が検討されていた。 ナチス・ドイツを率いた独裁者アドルフ・ヒトラーの生家をネオナチに"聖地"として使われるのを防ぎたいオーストリアは6月2日、この建物を警察署に改修する計画を発表した。 ドイツとの国境に近いブラウナウにあるこの3階建ての建物の改修をめぐっては、2019年の終わりから建築事務所の選定が進められていた。BBCによると、応募した12社の中からマルテ・マルテ・アーキテクツ(Marte. Marte Architects)が選ばれたと6月2日に発表された。 オーストリアのカール・ネハンマー内相は「大量殺人を犯した独裁者の生家から未来に向けて新たな一章が始まるだろう」と報道陣に語った。 改修は建物のファサードと屋根を中心に行われるという。費用は約560万ドル(約6億円)で、2023年に完成予定だ。 ヒトラーはこの家で1889年に生まれたが、一家はその数週間後に引っ越した。ヒトラーが3歳の時、一家はこの街からも離れている。 ヒトラーは生前、この建物には何の関心も示していなかった。だが、ネオナチが訪れたいと関心を示すドイツやオーストリアにある多くの建物のうちの1つだ。 この建物をどうするかは、オーストリア政府にとって長年の"悩みの種"だった。ニューヨーク・タイムズによると、オーストリア内務省は1972年に所有者と賃貸契約を交わし、1カ月約5300ドル(約58万円)で借りてきた。1984年以降、政府は繰り返し建物を買い取ろうとしたが、所有者が売却を拒否してきた。 AP通信によると、建物は2011年以降、空いたままだった。 2016年には、ヒトラーの生家を訪れる観光客やナチスの支持者らが増えていると、オーストリア・レジスタンス資料館(DÖW)がBBCに語っていた。 2017年、オーストリア政府が建物を収用した。 政府は建物を取り壊すことや、スーパーマーケットまたは博物館に生まれ変わらせることも検討したが、最終的に警察署にすることに決めた。 「将来、警察が使うことで、この建物はナチスが永久に消し去られたことを記念するものだという間違えようのないシグナルを送ることになるはずだ」と、オーストリアのボルフガング・ペショルン元内相は2019年に述べていた。 この建物の外にある反ファシズムの石碑はヒトラーに言及していない。ここには「平和と自由、民主主義のために。ファシズムを二度と繰り返してはならない。数百万人の死者が警告する」と彫られている。 この石碑はウィーンにある博物館に移動されるという。 [原文:Austria is turning Hitler's birthplace into a police station to stop neo-Nazis from using it as a pilgrimage site] (翻訳、編集:山口佳美)

James Pasley

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