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【特集】仕事も住民票もないホームレスたちに“10万円”は届くのか...「西成・あいりん地区」で弁当配り見守る女性の活動

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MBSニュース

新型コロナウイルスの感染拡大は、大阪市西成区にある日雇い労働者の街「あいりん地区」にも大きな影響を及ぼしています。日雇いの仕事が激減し、さらには住民票がないホームレスたちにどうやって10万円の給付金を支払うのか、街の現状を取材しました。

「今が一番大変」居酒屋の店主

大阪市西成区にある日雇い労働者の街「あいりん地区」で、居酒屋「集い処はな」を営む尾崎美代子さん。店内には手書きのメニュー表がかけられています。 「きょうのメニュー、毎日変えています。一番高いのは造りで350円、あとは300円とか200円です。」(尾崎美代子さん) 18年前に始めた店は、普段は日雇い労働者や地元の住民たちで賑わうのですが、4月以降は客足が激減しました。 「今が一番大変なんちゃう?今、大変よ。(Qお客さんは減った?)そう。(Q何割くらいの減少ですか?)半分くらいじゃない?」(尾崎さん) 店内の消毒を徹底し、客同士の距離を保って営業を続けていますが、会話はやはり新型コロナウイルス一色です。 (尾崎さん)「やっぱり第二波怖いな。また閉鎖になっているの?違うよね?」  (男性客)「特定のクラブとかディスコだけや。」 (尾崎さん)「ふーん。」

“マスクをしていない人”が目立つ街

「あいりん地区の厳しい現状を知ってほしい」と尾崎さんが街を案内してくれました。   (記者)「あんまりマスクしている人いないですね?」 (尾崎さん)「いないですね。『体を守らなくちゃ、大丈夫かな?』という気持ちも萎えているのかな。『それよりまず食うことだ』ということじゃないかな。」

外を歩くと、マスクをしている人はまばらで、街の中心に位置する萩之茶屋南公園(通称:三角公園)に居る人たちもほとんどがマスクをしていません。

男性に話を聞きました。   (記者)「普段はマスクされますか?」   (男性)「いや、普段は…。」 (尾崎さん)「しなきゃだめよ。」   (男性)「第二波とか言ってますけど、この人まずいなと思ったら、僕は(その人の)風下には行かない。」

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