痩せにくくなった「運動が嫌いな中年」にこそ「マシンピラティス」をおすすめしたいワケ。「体力・筋肉がない」「運動オンチ」な人が続々ハマっている
この1回の「意外とできる」がちょっとした自信に。
私は1回の体験だけで、あとは諏訪さんの頑張りを見守るだけでした。でも、やってみようかなという気持ちはどんどん膨らみ……。 以前から、極度の運動不足に対し危機感を覚えていたところに、私にもできそうな運動があるという発見。 ライターという職業は、ほぼ家にいて原稿を書く仕事。もちろん取材や撮影に出かけるのですが、コロナ禍をきっかけにオンライン取材が増え、外出する機会がかなり減りました。 日常の買い物もネットスーパーがあるし、気づけば1週間外に出ていなかった、なんてことも。3~4日外出せず、久々に外に出ると明らかに歩くスピードが遅くなっていると感じたんです。 「これは、まずい!!」 人生100年時代と言われるなか、ようやく折り返し地点にいる私。この先、まだまだ働かないといけないし、もし足腰を悪くして歩けなくなったら周囲に迷惑をかけてしまう。今こそ、避けていた運動をはじめるときでは?と、やる気に。 若い頃からほぼ体形は変わらないものの、少しはあった筋肉もプヨプヨの脂肪に変わっているのは否めず。運動不足解消、体力作りが第一の目的ですが、その先に体形維持もできたらいいなーと。 やる気が芽生えたところに、近所にマシンピラティスのスタジオが新しくできるというチラシがポストに入っていました。それまでも、パーソナルジムやホットヨガなどのチラシはたくさん入っていたのですが、すぐにゴミ箱行きでした。やはり、興味があると目に留まるもの。今なら入会金ゼロなどの特典にも惹かれ、体験レッスンに行くことに。この行動だけでも、一歩前進です。 あとは、もう勢い。体験レッスン後にすぐに入会を決め、通い始めて9カ月たちました。
何を着ていく? 運動するためのウエアがないという言い訳をしていたあの頃
ジムやヨガ、ランニング、水泳などこれまでやってみようと思ったことは何度もあるけれど、まず「運動用のウエアや靴がないからなー」と言い訳をしていました。カッコから入るタイプなんでしょうね、私(笑)。 諏訪さんと受けた体験レッスンのときも、何を着ればいいんだと迷ったのですが、「ま、1回だけだし、動きやすい服ならいいか」と、Tシャツとユニクロのジョガーパンツで行きました。 ヨガやピラティスと聞くと、イメージするのはこんな感じではないでしょうか。 でも、体験レッスンに参加してみると、インストラクターさんたちはお腹を出した服装ではなく、Tシャツとレギンス。私たちのあとにいらした体験者さんも、Tシャツにゆるっとしたスエットでした。 「な~んだ、ピタピタウエアじゃなくていいのね」と、そのとき気持ちがラクになりました。だって、プヨプヨしたお腹は見せたくないですからね。 今通っているスタジオでも、インストラクターさんたちはお腹を出していないし、ピタピタトップスを着ている方は少ない印象です。一緒にレッスンを受けている方たちも、ほぼ同じ。年齢関係なく、Tシャツとレギンスの人が多いですね。なかにはレギンスの上にショートパンツを重ねている人もいます。 私は普段着のTシャツとレギンスで通っています。こんな感じです。↓ 不思議な写真ですが、私が通っているところは天井に鏡があり、フォームを確認しながら行うスタイルなんです。 ピタピタのレギンスは恥ずかしいという人もいると思いますが、マシンピラティスの場合、足にストラップをつけてする動きがあるので、裾が広がっていると絡まってしまう危険性があるため、特に裾が絞られているものがいいんです。足のラインを出したくない人は、ジョガーパンツがいいかも。
前編記事では、運動嫌いな私が意を決してマシンピラティスに通うまで、を紹介しました。続く後編では、小さい頃から運動嫌いで、大人になってからも疎遠だった私がどうして、「マシンピラティス」だけは継続できたのか、その理由を紹介します。同時期にハマりだしたアラフィフ編集部メンバー3名もマシンピラティスを大絶賛。その理由とは?
岩淵美樹