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リニア計画に“黄信号”大阪延伸はいつ? 専門家「東西移動する時代ではなくなってきている」指摘も

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最高時速500kmで最終的に東京ー大阪を1時間7分で結ぶ予定の「リニア中央新幹線」。2027年には東京ー名古屋間が、2037年には大阪まで延伸するという総工費9兆円のビックプロジェクトですが、この計画に暗雲が垂れ込めています。JR東海の金子社長は8月5日の記者会見で、「リニア中央新幹線」の大阪延伸計画の実現に、危機感を示しました。

「名古屋の開業が遅れるということになりますと、大阪への工事の着工自体が遅れる。」(JR東海 金子慎社長) 8月5日午後に行われた会見で、JR東海の金子社長は2037年の大阪延伸が遅れる可能性に言及しました。

そもそもリニア新幹線計画は、東京・名古屋・大阪の3大都市圏が1時間圏内になることで日本の経済競争力を高めるという狙いに加え、近い将来起こるとされる南海トラフ巨大地震で、日本の大動脈となっている東海道新幹線が被災した場合のリスク軽減の役割も担っています。そんな国家的プロジェクトになぜ黄信号が灯っているのでしょうか?

(Q木を切ることや土をならす作業も認めらない?) 「そうですね、はい。」(静岡県 川勝平太知事 2020年6月) 南アルプストンネルのうち、静岡県にまたがる工区について、静岡県の川勝知事が“工事に待った”をかけているのです。知事はトンネルが県民の生活用水でもある大井川の下を通ることから、「川の水量が減る可能性」など水資源への影響を訴えています。

トップ会談を行うなど、JR側と協議を重ねますが、平行線のままです。 【6月に行われた会談】 (川勝知事)「仮にできない、(水は)戻せない、危ないとなった場合どうしますか?」 (金子社長)「本当にダメになるということですか?それは考えにくいと思っています。」 (川勝知事)「私はあり得ると思っています。今、極めて難しい課題に直面している。」 (金子社長)「なんとか乗り越えなければいけない。それを乗り越える技術はあると信じています。」 8月5日に行われた会見でJR東海の金子社長は「説明の整理をして、なんとか納得いただける努力をしている」と話しました。

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