吉本興業から独立のエハラマサヒロ、フリー転向後の稼ぎは「バク増! 吉本が単価を上げてくれたおかげ」
お笑いタレントでミュージカル俳優のエハラマサヒロが11日、吉本興業からの独立後初めてとなる地元・関西での仕事を、大阪・枚方市で行った。 【写真】エハラマサヒロ、美人妻&子ども5人を顔出し! エハラは11月末をもって23年所属していた吉本とのマネジメント契約を円満に終了。フリーになった。東大阪市出身だが「20~23歳の頃、ずっと遊んでいた“第2のふるさと”」という枚方市で、友人が経営する「河村食堂」(12日オープン)の内覧会に出席した。 同店は30台のテレビモニターが店内にディスプレーされた居酒屋で、来客がジュークボックス感覚で自身の好きな映像を流すことができ、平日限定の個室貸し切りでオンライン会議も可能。全国展開、世界進出を目指すという。 エハラは「(モニターで)ごちゃごちゃしてるけど、盛り上がると思う。僕が東京から、大阪のファンのリクエストに応えてネタをしたり、ファンミーティングもやれますね」と、多彩な芸を持つエンターテイナーらしく可能性の広がりをアピールした。 この日の仕事も「友人の力になりたい」と、吉本時代では考えづらいノーギャラ。吉本からの独立は「10年以上前から考えていた」といい、本格的に動いたのは今年3月だった。「僕自身、仕事を待つのではなくて、動いて作っていくタイプ。大企業(=吉本)の仕事の仕方が僕には合ってなかった。タレントの横並びも考えないといけないし。今は最小企業になりましたが、小回りがきく。マネジャーもいない。業務を見極めてから付けます」と笑いながらも充実感にあふれている様子。精神的にも「気持ちがスッキリした。ピン芸人は失敗しても自分の責任ですから。それにすごいスピード感で仕事が回る」と、楽になったと強調した。 一方で、吉本は「いい企業。強くなれたし、勉強、努力ができた。いてよかった」。独立後の収入も「“バク増”です! 吉本が(ギャラの)単価を上げてくれたおかげ」と古巣に感謝した。
報知新聞社