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カリスマ“ヤンキー先生”が東進からYouTubeに転身したワケ、吉野敬介氏が激白

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英語講師の森田鉄也とともに4月6日にYouTubeの予備校「ただよび」設立

 暴走族の元特攻隊長で、古文のカリスマ講師の吉野敬介氏(53)が3月31日をもって、大手予備校・東進ハイスクールを退職。教え子であり、東進で同僚だった英語講師の森田鉄也氏とともに、4月6日にYouTubeの予備校「ただよび」を立ち上げる。代々木ゼミナール時代から、約30年間にわたって予備校界のトップに君臨してきた吉野氏が、なぜ今、YouTubeの世界に飛び込むのか。元祖“ヤンキー先生”に思いのたけを聞いた。 【写真】ヤンキー時代の吉野氏、実際の写真。当時は暴走族の特攻隊長で相当なワルだったという

 もともと、以前から教育の無償化を考えていました。2007年の参院選に自民党から出馬をしようともしました。政治の世界で、教育の無償化を実現させたかったんです。当時、講師を務めていた代々木ゼミナールも辞めて、準備をしていましたが、ちょうど、第一次安倍政権で年金問題などが噴出した時で「出馬しても当選できない」と言われ、断念したんです。  生徒によく言うんですが、「人生なんて不平等だよ」と。お金持ちに生まれてきたら、お金持ちで終わるわけだし、貧乏に生まれてきたらずっと貧乏の可能性もある。かわいく生まれてきたらラッキーとか、世の中には色んな不平等なことがあります。先生の中には「人生は平等だ」みたいなことを教える人もいるけど、平等ではないですよ、人生というのは。だけど、受験くらいは、せめて平等に受けさせてあげたいという思いがずっとありました。  機械のこととか全くわからないです(笑)。でも、今、YouTubeブームじゃないですか。森田君がYouTubeをしているので、色んな話をしているうちに、YouTubeなら無料の授業をできることを知ったんです。東進には、1年前に契約を結ばないことを伝えました。“円満退社”のような感じです。  別に思い切った決断ではありません。代ゼミを辞める時も、何とも思わなかった。予備校講師なんてそんなもんです。そこまで深く考えていない。代ゼミから東進に移った理由は、東進には全国各地に教室があって、人気講師の授業がどこでも受けられるシステムだったからです。ただ、その90分の授業をパソコンで見る時代も終わりに近づいていると思います。  YouTubeでは、授業時間を約10分間にするつもりです。生徒には苦手なところだけ、学びたいところだけを、学べるようにします。以前の授業では、古文の長文を読みながら、その中で助動詞「む」「る、らる」が出てきたら、その都度、解説するような形でした。でも、YouTubeでは「む」の分野、「る、らる」の分野に特化して教えていくつもりです。そのほうが、勉強をする上で生徒にとっても効率的なんです。

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