センスがなくてもおしゃれな部屋が簡単にできる「三角の法則」を知っている?インテリア上手が特別に教えるディスプレイ術
推し活といえば「推し色」。推しを連想させる色を上手にインテリアに取り込みたい!という欲望を叶えるために役立つのが本連載。花と花瓶、そして色のある暮らしを提唱するインフルエンサーのSmithさんに推し色のあるインテリアを提案してもらいます。 今回は、キャメル色がテーマ。カラーインテリア初心者でも取り入れやすい色でしょう。おしゃれな部屋づくりの参考になるアイデアばかりです。 【写真集】初心者でもおしゃれに!キャメル色のカラーコーディネート術
キャメルのインテリアでは、家具や小物は同じものを使用し、2パターンの小物の並べ方を試しました。 ・【Aパターン】ドレッサー&デスク:シンメトリーのスタイリング ドレッサー兼デスクのシーンをイメージ。ドレスアップする空間は、お気に入りの物に囲まれているべきではないでしょうか? 照明や花瓶、インセンス、オブジェ、パワーストーンなど、たくさんの小物をコーディネートしました。 メインになる白のラタン風のミラーを中央に立てかけて、左右に花瓶を配置しています。 アクセントにジョン・デリアンの目のプレートを壁に掛けて。 インテリア小物をたくさん置くときは、色のグラデーションになるように配置していくとまとまりやすいと思います。 ・【Bパターン】サイドボード:アシンメトリーのスタイリング もう一方は、お部屋のなかのサイドボードのイメージです。 右側に小物を集めてボリュームをもたせて、中央に余白を設けました。 左側には照明を置いていますが、左右で高低差がありすぎるとバランスがやや悪くなるため、海外インテリアでもお馴染みのテクニック、本を台座として活用しています。 ここでも小物のカラーをグラデーションをつけて配置しています。
シンプルなコンソールテーブルに北欧の名作チェアと照明を
コンソールテーブルは、アクタスが扱う、イタリアの家具メーカー、ポラダ社のMIYABI(ミヤビ)。木を折りたたんだように見える木目が美しいデザインです。 幅150cmという大きすぎないサイズで、お気に入りのアイテムをデコレーションするのにぴったりです。 テーブルに合わせたチェアは、ハンス・J・ウェグナーによってデザインされた、北欧の名作椅子「Yチェア」です。1950年代に誕生して以来、長年愛されているチェアですが、座って納得! 柔らかな座り心地のペーパーコードの座面に、滑らかな手触りのアームがゆったりとからだを支えてくれてずっと座っていたくなるような椅子でした。 どんなスタイルにも馴染むデザインも人気の理由でしょう。 照明は、ルイスポールセンのPHランプ。3枚の繊細なペールローズのガスシェードに、真鍮といった素材のコントラストが美しい照明です。 ライトをつけるとローズ色によりあたたかみが増し、違った表情を見せてくれます。