小池都知事が定例会見4月27日(全文1)受動喫煙防止対策、九都県市で連携
受動喫煙防止対策について
次、最後ですね。先日も九都県市が開かれまして、その際に九都県市で連携していこうとお決めいただいたことがございます。それは受動喫煙防止対策、先だって条例案を、その骨子をご紹介したわけでございますけれども、東京都のほうから提案をさせていただき、おとといの九都県市の首脳会議でこの防止対策については連携をしていこうということで、皆さま方からご賛同を得たところでございます。 都といたしましてこの東京都受動喫煙防止条例、仮称でございますが、この骨子案を公表させていただきました。そして各自治体においては、例えば埼玉県では受動喫煙の防止に取り組む施設を認証するという、そのようにちょっとインセンティブを加える方法など、それぞれが独自の取り組みを実施していこうというところでございます。で、東京2020大会まで2年余りとなるわけでございますけれども、WHOとIOCは以前からたばこのないオリンピックを共同で推進するということで合意をされておられます。そして大会時に世界から多くの方々が訪れる、この九都県市と、9つの都と県と市、それぞれの取り組みの良い部分を共有して、それによって連携をすることで、この地域、首都圏全体の受動喫煙の対策を進めていきたいと考えております。 会議におきましては千葉市からも都の骨子案の考え方は大変評価すると言っていただいております。それから座長であるさいたま市からはできるだけ早く取り組みましょうよということで、3カ月以内にその取り組みについてまとめようという話も出ておりました。やはりこういった動きというのは東京だけに限らず、神奈川県はすでに作っておられます。やはり連携していくことが、海外から来られた方々にも分かりやすいメッセージになっていくのではないだろうかということでございまして、今回の九都県市における皆さまのご賛同ということは大変力強い、これから条例案を、さらにご理解をいただくように、区市町村をはじめとする関係の皆さま方にご説明をしていくという私にとりましても、東京都にとりましても大変心強いものでございました。 ということで私のほうから何本かお伝えをさせていただきました。どうぞお返しいたします。 【連載】小池都知事が定例会見2018年4月27日 全文2へ続く