小池都知事が定例会見4月27日(全文1)受動喫煙防止対策、九都県市で連携
5月に環境国際会議を開催
それから環境関連でございますけれども、来月の5月開催をいたします、環境国際会議の詳細についてお伝えをしておきます。これは大都市共通の環境問題であります、廃棄物の処理、それから大気汚染の対策などについて、世界の大都市の代表が一堂に会しまして、持続可能な都市環境を実現するために効果的な政策など情報共有する、解決策の議論を行うというものでございます。タイトルでございますが、「きれいな空と都市 東京フォーラム」、「TOKYO FORUM FOR CLEAN CITY & CLEAN SKY」ということでございます。両方これは、大都市共通の課題でございますので、多くの市長さんなどがご参加いただく予定となっております。 会議でございますが、まず、元ニュージーランドの首相で、前、国連開発計画、UNDPの総裁を務めておられました、ヘレン・クラークさんが基調講演を行っていただきます。一国の首相として、また国連の開発分野のトップとして大変強いリーダーシップを発揮されたことで有名でございます。また女性のリーダーとしても大変傑出した実績を残されたわけでございます。私も久しぶりにお目に掛かることを楽しみにしておりますし、お話も楽しみにしております。また、出席者でございますけれども、世界の約20の大都市から8名、ご本人ですね、首長さんご本人が来られまして、総勢約70名の代表の方々が東京にお越しになる予定でございます。それぞれの都市の現状、そして効果的な政策について発表をし合っていくということでございます。 私も登壇いたしまして、東京のCLEAN CITY、ごみがないということで、大変海外からのお客さまもびっくりされて、ごみ箱もないじゃないかということで、どうしているんだとよく質問も受けます。それからもう1つ、CLEAN SKY、きのうは富士山が遠くからでもきれいに眺められたということでありますが、これなども東京が誇るべき環境だと思います。どのようにして実現をしていったのかなど、そういったことについて私のほうから報告をしていきたいと思っております。それから参加都市の皆さんとこうやって語り合う、そしていろんな知見を共有していくということを大変期待いたしております。都民の皆さまにもぜひご参加いただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。