スロットが語るペップの凄みとは?マン・Cとの大一番前に「最初は誰もが『クレイジー』と思ったが…」
リヴァプールのアルネ・スロット監督は、苦戦するマンチェスター・シティがすぐに復調することを予想した。 今シーズンからユルゲン・クロップ前監督の後任としてリヴァプールを指揮するスロット監督。プレミアリーグでは第12節を終えて10勝1分け1敗で首位を走り、チャンピオンズリーグ(CL)でもレアル・マドリーを下すなど、5戦全勝でリーグフェーズ首位に立っている。 そんな絶好調のリヴァプールだが、次戦は12月1日のマンチェスター・C戦。リーグ4連覇中の王者だが、現在プレミアリーグ3連敗を含む公式戦6試合勝利なしと低迷。直近のフェイエノールト戦では、ホームで3点リードを追いつかれるなど、苦しい戦いが続いている。 そんなライバルとの大一番へ向け、スロット監督は「この8年や9年の間、誰かが『シティとの試合は簡単だ』と言っていた覚えはないね」としつつ、以下のように語った。 「みんな彼らの結果に注目しているし、私もそうだ。ブライトン戦では1-0でリードし、2点や3点決まってもおかしくはなかったが、結局1-2で敗れた。トッテナム戦も20分までに3点リードできる可能性もあったよ。そして、フェイエノールト戦のように3点のリードを追いつかれることは何度も起きることではない」 「彼らは依然として素晴らしいチームだ。ペップ・グアルディオラが世界最高の監督である理由の1つは、いつだって解決策を見つけ出すこと。問題の1つはロドリの離脱かもしれないが、彼が解決策を見つけ、再び良い状態になることはみんなわかっていることだ。でも、それが1日以降になればいいね」 「彼は偽サイドバックや6番としてのセンターバックを使った最初の監督だ。誰も思いつかない新しい考えを見つけ出しても驚きはない。これこそ、彼が世界中の監督にインスピレーションを与えている理由だよ。最初は誰もが『クレイジー』だと思ったが、結局は『素晴らしいアイデアだ!同じようにやってみよう』という考えに変わったよね。この監督界で誰かが新しいことを見つけ出したとすれば、それは間違いなく彼だよ」