「富士山が見えないから切った」《中国資本ホテルによる隣人宅ヒノキ伐採事件》実行犯逮捕の翌日に「日本脱出」した中国人経営者の「正体」
首謀者の「正体」
山梨県富士河口湖町にある中国資本ホテルが「あなたの家の木のせいで富士山がよく見えない」という理由で隣人宅のヒノキを無断で伐採、さらに除草剤を注入した事件。 【写真】隣人の檜を無断伐採し、除草剤を注入し枯らせた中国資本家の衝撃の蛮行…! 前編記事『「私たちは日本の警察には捕まらない」…隣人のヒノキを無断伐採した中国資本ホテルの実行犯が逮捕、実刑判決も首謀者の中国人経営者は「国外逃亡」』でも紹介したように、器物損壊の罪に問われた実行犯の中国人男性に対し、甲府地裁は12月2日、求刑通り罰金30万円の判決を言い渡した。 被害者の井上さん(仮名)は、こう安堵する。 「この件は本来、隣人とのトラブルなので内々の話し合いで収めたいと考えていました。ところが、ホテル側からは誠意ある対応が一度もなく、あまりにも倫理観が欠如していたため告発を決意しました。被害発生から3年近く経ちますが、まずは実行犯に対する処分が決まって安心しました」 前代未聞の行為に及んだのは、富士河口湖町の別荘地にあるKホテル。開業はコロナ渦の2020年12月。経営母体はAという中国籍の男性が代表を務めるM社だ。 「実行犯グループのうち主犯のRという中国人男性が今年9月4日に器物損壊罪で逮捕されました。RはAの旧知の人物であり、Kホテル建設時には造園の仕事を担当しており、『Aからの依頼を受け、犯行に及んだ。他人の土地だとわかっていたが、無断で侵入し、毒を入れて木を切った』と容疑を認めました」(井上さんの代理人) 実行犯のRはA氏から80万円で依頼され、無断伐採と除草剤注入を請け負ったという。 判決後、裁判官から通訳を通じて「被害者に対し、誠意ある対応をするように」と念押しされた実行犯のRは頭を下げた。一方、首謀者であるホテルの経営者A氏は、Rが逮捕された翌日に姿を消した。 「実行犯の逮捕を受け、Aは妻子を置いて翌9月5日に出国し、現在も行方がわからない状態です」(井上さんの代理人) いったいどういう人物なのか。A氏を知る人物は言う。 「Aというのは通名であり、彼もその奥さんも中国籍です。Aの日本滞在歴はそれほど長くなく、日本語を話すこともできません。彼がオーナーを務めるM社は荒川区に事務所を構えており、Kホテルのほか、ジャパニーズウィスキー専門のウイスキー博物館や日本語学校を運営しています」
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