天皇杯 準々決勝 中2日のサンフレッチェ広島 vs. 中17日のG大阪 スキッベ監督「コンディション面で大きな差」
リーグ戦と天皇杯の2冠を目指すサンフレッチェ広島が11日、エディオンピースウイング広島で天皇杯準々決勝に挑みました。 【写真を見る】天皇杯 準々決勝 中2日のサンフレッチェ広島 vs. 中17日のG大阪 スキッベ監督「コンディション面で大きな差」 9月11日(水)広島 vs. G大阪 120分の激闘の末に敗れたルヴァンカップから中2日。キャプテン・佐々木翔 が欠場のサンフレッチェは、天皇杯ベスト4をかけ、ガンバ大阪と戦いました。 スキッベ監督は、前の試合から4人を替え、若手のホープ・18歳の 中島洋太朗 らをスタメン起用します。 リーグ戦でも首位の広島と、5位につけるガンバという好カードは、前半から激しい攻防が繰り広げられます。ゲームが動いたのは14分、中央から攻め込まれ、先制点を献上してしまいます。 中17日のガンバ相手に苦しい展開でしたが、その2分後、東俊希 のパスに反応したのは 加藤陸次樹 。すぐさま同点に追いつきます。 サンフレッチェ広島 加藤陸次樹 選手 「もう思い切ってゴールを見ずに(シュートを)打ちました。“思い切り” がうまくいいコースに飛んでいったかなと思います」 前半37分には、スタメンの中島が負傷しプレー不可能に…。前半のうちに交代枠を1つ使うことになります。 後半に入り、気力を振り絞り走るサンフレッチェでしたが、34分、中央からのシュートを止めることができず、ガンバに勝ち越しゴールを許します。 残り10分を切って、3人の選手を投入するスキッベ監督。追いつきたいサンフレッチェは積極的なプレーを仕掛けます。 後半43分には ペナルティエリア内でパシエンシア、アディショナルタイムには、ドウグラス・ヴィエイラが決定機を迎えますが得点ならず…。「相手とコンディションで大きな差があった」と指揮官が語る中、日曜日のルヴァンカップに続き、天皇杯もベスト8で敗退。わずか4日で2つのタイトルを逃してしまいました。(広島 1-2 G大阪) サンフレッチェ広島 加藤陸次樹 選手 「敗戦という結果になってしまったんですけど、でも、やることはやって負けたので正直、しょうがなかったかなって思います」
サンフレッチェ広島 ミヒャエル・スキッベ監督 「ほかのクラブは来週・再来週に試合ができる。うちだけきょう、やらないといけなかった。最初から(勝つ)チャンスがあるとは思えなかった。次の試合も日曜ではなく土曜で、また中2日。われわれはJリーグに “感謝” しないといけない」
中国放送