外国人観光客に「円安は最大のインセンティブ」小池都知事が会見6月10日(本文2完)
参院選で自民党にどのようなスタンスで臨むのか
東京新聞:東京新聞、加藤です。参院選についてお伺いします。自民党都連が知事に対して応援を要請したと承知してます。東京選挙区に立候補する自民候補者の街頭演説に駆け付けるなど、自民党に対してどのようなスタンスで臨まれるのか、現時点でのお考えをお聞かせください。 小池:応援を要請したということを私は聞いておりませんので、お答えしかねます。 東京新聞:知事、その上でどのようなスタンスで臨まれるか、現時点のお考えをお聞きしたいんですが。 小池:それぞれが、選挙のことでありますから、しっかりと有権者にお訴えになるということに尽きるのではないかと思います。
太陽光パネル設置義務化、選択の自由はあるのか
朝日新聞:ありがとうございます。朝日新聞の笠原です。新築住宅への太陽光パネルの設置義務化について2点伺います。今週の都議会でも質問が相次いでいましたが、知事、この制度の仕組みについて、個人が設置の有無を選択できる弾力的な仕組みにするというような【***00:35:59】されたかと思います。これはパネルを付けるか付けないかという判断について個人の選択の自由が保障されるということでいいのでしょうか。また、2点目なんですが、こうした設置を望まない人がいた場合に、自宅にも取り付けてもらうために、都として最も力を入れていくことというのは何になるんでしょうか。 小池:そもそも住宅は事業者に対しての義務化をするわけで、それも幅を持たせた義務化をしておりますので、事業者がまずそこで選択を。そして都は以前からソーラー屋根台帳っていうのを作っておりまして、日陰になるのはどこなのかといったようなことをまとめて、住宅の屋根の【*****00:36:54】など、太陽光発電のメリットなど、さまざまな広報をしながら、事業者にも、また、それをお買いになる方々にもお伝えをしてまいります。 そういう中において、建物一律ではなく、敷地の特性や個人の【***00:37:14】などを考慮して弾力的に設置が可能な仕組みということを申し上げている。そのおうちを買うかどうかは、それこそお買いになる消費者としての選択だというふうに思います。ただ、私は、先ほど長期の話をさせていただきましたけれども、ランニングコストということも、車のランニングコストは、みんな、燃費は幾らっていうのを計算すると。家についても同じことが言えるのではないかというふうに思いますし、また、大きく捉えれば、これからのさまざまな気候変動等々についての総体的なご協力をいただくことも【********00:38:02】。よって今回、このような案を出している。