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長すぎた梅雨…7月の降水量が過去最多 67年ぶりに記録更新 佐賀市

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佐賀新聞

 佐賀地方気象台の佐賀市駅前中央の観測地点で記録した7月の1カ月降水量が、28日までに1070・0ミリとなり、統計を開始した1890(明治23)年8月以降で、1カ月としては史上最多になった。1953(昭和28)年以来67年ぶりに記録を更新し、観測史上初めて1千ミリを超えた。気象台は、梅雨前線が長期間停滞したことが要因の一つとみている。  気象台によると、今年は太平洋高気圧の勢力が弱く、梅雨前線が西日本や九州地方に長く停滞していたという。佐賀市では7月1日以降、28日までに降雨が確認されなかったのは3日間だけで、過去10年では最も少なくなる見通し。停滞した梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で「大雨の日が例年より多かった」としている。1日降水量では6日に209・0ミリ、7日に183・5ミリ、27日に168・0ミリを記録した。  これまで観測史上最多だったのは、北部九州を中心に大水害(28水害)が発生した1953年6月で、989・6ミリ。同年6月25日には1日で366・5ミリの雨が降っている。県政史によると28水害では死者、行方不明者が計62人、全半壊、流失家屋は997戸などの被害が出ている。  平成以降で最も多かったのは、「佐賀豪雨」が発生した2019年8月で、1カ月間の降水量は754・0ミリで、史上8番目。このときは、武雄市や杵島郡大町町などで大きな被害が発生しており、佐賀市駅前中央の観測地点では27、28の両日に計426・5ミリの雨が降った。

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