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太田市北東部に商業集積地 カインズに優先交渉権 地域住民の負担軽減へ市が開発乗り出す

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上毛新聞

 群馬県太田市北東部の買い物弱者対策として、市が丸山地区で商業集積地の開発に乗り出し、ホームセンターを展開するカインズ(本社・埼玉県本庄市)が進出に関わる優先交渉権者に決まったことが30日、分かった。予定地の広さは約5.2ヘクタールで、北関東道太田桐生インターチェンジに近く、国道50号に面している。開設時期は示されていないが、食料品や日用品、家電などを扱う店舗が集まる見通しだ。

◎買い物弱者対策で計画 地域活性化を目指す

 同社の構想では、予定地にはホームセンターやスーパー、その他の小売店舗などが出店する。アルバイトやパート従業員など、200~300人規模の雇用の創出も見込まれる。

 市によると、周辺地域では生活必需品を扱う店が少なく、渡良瀬川を越えて栃木県足利市で買い物をする地元住民も多いという。2017年には、地元区長らが買い物を一度に済ますことができる商業施設の建設を求め、市に陳情と約1700人分の署名を提出。買い物弱者対策が急務となっている。

 市は開発に当たり、公募型プロポーザル方式で事業者を募り、30日に決定した。市と同社は、8月中にも開発の基本事項に関する覚書を締結する。

 予定地は農地が大半を占める市街化調整区域となっており、今後、市街化区域(準工業地域)に再編する手続きが進められる。市土地開発公社が用地買収、造成工事などを行う。

 市は商業集積地の開発により、買い物に伴う高齢者らの移動の負担が大幅に減るだけでなく、地域の活性化につながると期待している。

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