日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 再契約を勝ち取った先発右腕(35位タイ)
今年も開幕を迎えた2022年シーズンのメジャーリーグ。近年はコロナ禍の影響を受けて選手の市場価格は低落していたが、昨オフには鈴木誠也外野手がメジャー挑戦を表明し、シカゴ・カブスと5年総額8500万ドルの日本人野手最高額で契約。2年ぶりに新たな日本人メジャーリーガーが誕生した。 【写真】トップは25億円超? 日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング これから、歴代日本人メジャーリーガーの最高年俸ランキングを紹介していく。時代によって1ドルの価値が変化する様や、日米の年俸格差、そして成功した選手の存在が後続の選手らの契約に与える影響を感じることができるかもしれない。(※年俸は『BASEBALL REFERENCE』と『Spotrac』を参照。1ドル110円で統一した。)
35位タイ 吉井理人
最高年俸:300万ドル(約3億3000万円) 対象年度:2000年(コロラド・ロッキーズ所属) 1997年オフにニューヨーク・メッツと契約した吉井理人。1年目の98年は開幕ローテーション入りを果たすなど29試合(171回2/3)を投じて6勝8敗、防御率3.93をマークし、オフに2年総額500万ドルでメッツと再契約を交わした。 99年は31試合(174回)を投げ、防御率4.40ながら12勝8敗をマーク。先発として存在感を発揮し、チームのポストシーズン進出に貢献した。 オフにはコロラド・ロッキーズへトレード移籍。しかし期待に応えることはできず、成績は低迷した。同年は29試合(167回1/3)を投じて6勝15敗と大きく負け越し、防御率5.86と不安定な投球が続いた。
ベースボールチャンネル編集部