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新型コロナで初の運送会社の倒産

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帝国データバンク

 (株)全国輸送(TDB企業コード:984221308、資本金2000万円、東京都大田区城南島4-5-5、登記面=茨城県鉾田市沢尻596-18、代表内海平氏)は、7月6日に東京地裁へ自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。  破産管財人は北村晴男弁護士(東京都港区赤坂4-9-17、弁護士法人北村・加藤・佐野法律事務所、電話03-6804-5917)。債権届け出期間は8月3日までで、財産状況報告集会期日は10月15日午後1時30分。  当社は1986年(昭和61年)7月に設立された一般貨物自動車運送業者。コンテナ輸送を主体とし、東京、千葉、茨城を中心とする関東一円を営業エリアに、北海道産の乳製品や食料品を首都圏に配送していた。また、社有不動産の賃貸や関係会社に対する車両のリースなども手がけ、2019年3月期には年収入高約15億7400万円を計上していた。  しかしこの間、収入が好調な一方でドライバー不足による人件費の高騰や外注利用が増加したことで収益が悪化し、2016年3月期には債務超過に陥っていた。その後は諸経費の削減による収益改善に努めたが、債務超過の解消には至らず、厳しい運営を強いられていた。こうしたなか、新型コロナウイルス感染拡大により輸送量が減少。収入の落ち込みから資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たなくなったことから、今回の措置となった。  負債は2019年3月期末時点で約10億6500万円。