Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

コロナ第二波、日本人とニューヨーカーで受け止め方はこんなに違う!

配信

現代ビジネス

日本の60倍近い感染者数だけど…

 新型コロナウイルスの感染が止まらない東京。これまで都内で確認されている感染者数は累計で7721人、死者は325人になっている。毎日200人以上の感染者が3日以上連続で確認されており、10日には過去最多となる243人の感染を確認。都は感染が広がっている夜の街を中心にますます警戒を強めている。 【写真】こんなところで「飲食」を…ニューヨークのリアル!  一方筆者の住むアメリカ・ニューヨーク州はというと、州内で確認されている感染者数は累計で40万5000人以上、死者は3万2004人と東京と比べても桁違いに多い。感染者は今でも毎日500~700人以上が増え、死者は1日10人弱の日が続いている。  決して良い状態とは言えないが3、4月の最悪期に比べれば、感染流行を示す波が低い位置で落ち着いているので最悪の状態とも言えない。何しろ最悪期には、毎日感染者が多い時で1日1万人以上増え、死者は1日700人以上を超える日が続いた。  感染の流行がいったん落ち着いた現在でも州内のナイトスポットはまだ閉鎖されたままだが、経済活動は少しずつ再開している。  例えば6月22日よりニューヨーク市は経済活動再開のフェーズ2に移行し、州内の飲食店は屋外スペースのみ利用可となった。よってレストランは道路の一部を閉鎖してテーブルを置き、そこを顧客に利用してもらっている。他州と比べてマスク着用率が高いことも影響してか、感染がいまだ激増しているアメリカの中でもニューヨークは押さえ込みに成功している都市の1つになっている。  クオモ州知事は8週間にわたって感染率を低く抑えられていることについて、「州民1人ひとりの努力の賜物だ」と人々を讃えている。

消極的な意見が目立つ日本

 一時はアメリカで一番の感染爆発スポットだったニューヨーク。この街に住む筆者はかねてから、世界的に見て日本の新型コロナウイルスの感染対策は成功しているとずっと思っている。  日本はPCR検査が充分に行われていないから感染者も少ないのだという一部の声も聞こえてくるが、4月ごろまで、誰でも気軽に検査を受けられる状態ではなかったのはニューヨークも同じ。何より日本は死者の数が他国と比べて圧倒的に少ない。  例えば、日本もアメリカも医療現場は最新設備で整っている先進国だが、日本全体の死者数は981人だ。一方、人口が日本の2.5倍強のアメリカ全体では死者数は13万3885人と、こちらも桁違いなのはどういうことだろうか。日本は押さえ込みに成功している方だと、もう少し胸を張ってもいいはずなのだ。  なのに、日本のメディアの報道を見たりメールマガジンを読んだり、また一般の人々の会話などで聞こえてくることと言えば、「都会(特に東京)はコロナ感染が広がっているので怖くて行けない」「東京からの旅行者は来て欲しくない」「なかなか収束しないのは多くの人々が出歩いているせい」「再度の非常事態宣言は必要ないのか?」など、異常なまでに「自粛」が強調され、とても消極的な意見が目立つ。

【関連記事】