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10周年BABYMETAL、聖地・鹿鳴館で“10days”開催へ コロナ禍に恩返しの「STAY METAL」

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――目黒鹿鳴館は今年で40周年。山口さん自身も33年間の長きにわたって運営に関わっていらっしゃいますが、メタルの聖地としての重みや責任も感じていますか? 【山口】普段は考えないですが、20周年、30周年で過去の資料などを見ると、そういう評価をいただいてきたことを実感しますね。責任と言いますか、「守っていかないと」という気持ちは、もちろんあります。ジャパメタのブームの後、X JAPANのフォロワーが増えた時期は、正統派のメタルファンの方から「鹿鳴館はチャラチャラしたバンドばかりだ」と思われることもあったんですよ。ただ、しっかりロックしているバンドはいたし、カッコだけのバンドはすぐに消えたんですよね。バンドと話し合ったり、時にはダメ出しをしてきて。それが鹿鳴館の伝統を守ってきたことになるのかもしれないですね。 先ほども言ったようにBABYMETALは完全にメタルでしたし。ここ数年はアイドルのライブが増えてるんですが、その流れを作ってくれたのはBABYMETALなんです。「BABYMETALと同じステージに立ちたい」というアイドルも多いんですよ。それは「X JAPANと同じステージに立ちたい」というバンドと同じだし、オーナーとしては、みなさんと一緒にここを守っていかないと。 ■“恩返し”の『鹿鳴館10days』を計画 「STAY METAL」のために持続可能な支援を ――新型コロナウイルスの感染拡大によって、ライブハウスは甚大な被害を受けています。鹿鳴館の現状について教えてもらえますか? 【山口】4月以降、5月、6月とライブらしいライブは1本もないです。店によって営業形態も違うとは思うんですけど、ウチの場合、会場費とお客様のドリンク代で成り立っていて、それ以外の収入はないんです。もちろん家賃、人件費など、出ていくものは出ていくので。当初はこんなに長引くとは思っていなくて。5月まで乗り切ればなんとかなると思っていたんだけど、1ヶ月伸びただけで本当に大変で。給付金、助成金もありますが、あとは自分で借金を作るしかないですからね。きれいごとではなく、要はお金があったら継続できますから。ネガティブに捉えてなくて、「借金でもして守ればいい」と腹を括ったということですね。 ――鹿鳴館に縁のあるアーティストからの支援も始まっていますね。 【山口】そうですね。「鹿鳴館がやばそうだ」という報道などを見て、バンドの方から「オリジナル商品を鹿鳴館で売ってください」と申し出てくれて。さらにお客さんから「鹿鳴館のロゴが入った商品が欲しい」という要望があったので、Tシャツを作って。多くの方からご支援をいただいてます。僕にはそういう発想がなかったし、バンドのほうから支援を申し出てもらえるなんて、まったく想像してなくて。ありがたいですね。

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