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からやま、から好しに続きテイクアウト、デリバリー重要急増で続々新規参入!「唐揚げチェーン戦争」の行方

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コロナショックは飲食店にも波及したが、そんな時代の波に乗って急増しているのが「唐揚げ専門チェーン店」だ。大手外食企業もどんどん参入し、競争が一気に激化。その現状と未来をサクサクッと見ていこう! 【画像】記事内で紹介した店舗の唐揚げ ※記事内の価格はすべて税別です。また、価格は店舗によって異なります。 * * * ■唐揚げはチェーン店との相性がピッタリ 唐揚げ専門のチェーン店が増えている。 ブームの先駆けとなったのは唐揚げ定食を看板商品とする「からやま」(アークランド系)と「から好し」(すかいらーくグループ)。それぞれ全国に約100店舗を展開する。一方、今年に入ってからも大手外食企業の参入が続く。 ワタミが手がける「から揚げの天才」は6月以降に40店舗を新規開店し、9月10日時点で関東と近畿に計47店舗を構える。さらに7月には「オリジン弁当」でおなじみのオリジン東秀も「唐星」の1号店を埼玉県にオープンさせた。 なぜ今、唐揚げチェーン店が増えているのか? 「唐揚げにはチェーン展開しやすい要素がいくつもある」と語るのは、『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』(扶桑社新書)の著者、稲田俊輔氏だ。 「まずは、調理が簡単で誰が作っても味に大差がないという点。オペレーションをマニュアル化しやすいので、チェーン展開に向いている料理といえます。 また、唐揚げは仕入れ原価の面から見ても魅力的。そもそも鶏肉は安くなるほど水っぽくて柔らかくなる傾向にあるので、焼き鳥やチキンステーキにすると鶏肉の質に味が大きく左右されます。ところが唐揚げにすると、むしろその特徴が噛んだときのジューシーさにつながるため、安い鶏肉にぴったりの調理法なのです」 もちろん、中食(なかしょく)需要の拡大も大きい。日本唐揚協会認定カラアゲニストの松本壮平氏はこう語る。 「揚げ物は家で作ろうとすると手間がかかる。その意味で、唐揚げはテイクアウトやデリバリーと親和性の非常に高い料理なのです。今はやりのゴーストレストラン(実店舗を持たずにデリバリー販売のみを行なう業態)でも、唐揚げ専門店が増えています」 とりわけ、ゴーストレストラン「東京からあげ専門店あげたて」の勢いは著しい。サービスを開始したのは昨年12月だが積極的な出店攻勢をかけ、9月10日時点で100店舗を超えている。 前出の稲田氏も、中食需要の高まりに注目する。 「定食屋の場合は昼夜のピークタイムにお客さんが集中してしまい、客の少ないアイドルタイム中は売り上げが立ちにくいという難点がありました。 ところが唐揚げならその空白時間をテイクアウトやデリバリー販売が埋めてくれるので、ビジネスモデルとして隙がない。その意味で、唐揚げ専門店は飲食業界のなかで今最も注目されている業態なのです」

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