【メルカリ】防ぎたいクレームや返品 発送の際にできる対策5つ
メルカリでクレームからの返品を防ぐためにしておくべき5つの対策
では具体的にどんな対策をうっておけば、クレームからの返品による損失を防げるのでしょうか。 筆者が実践している5つの対策を紹介します。 ■【対策1】商品の状態についてはできる限り細かく記載しておく たとえば、ほんの少しでも衣類にほつれた部分があれば、その部分の拡大写真とともに「少しだけほつれがあります」と記載しておきます。 説明欄に記載漏れをしやすい点について以下にまとめましたので、文章を作成するときの参考にしてください。 【記入漏れしやすい商品説明】 ・ 小さな汚れやほつれ、傷 ・ 多少のヨレや色あせ ・ 商品の残量、使用回数 ・ 外箱の傷や汚れ、やぶれなど ・ テストで使用したかどうか そのほかにも、新品ではない商品を出品する場合は、新品と比較したときに「違う」と感じる点をできる限り細かく書いておいてください。 そうすれば、商品の説明不足による返品を防げます。 ■【対策2】商品が破損しないよう丁寧に梱包する 丁寧に梱包をすると、簡易的に梱包したときより重量が重くなったり、サイズが大きくなったりすることもあります。 また、「発送時に壊れたら補償を使えばよいのでは」と考える人もいるかもしれません。 発送主の梱包が不十分だった場合は補償してもらえません。 メルカリ便でも同じです。 そのため、万が一配送中に壊れてしまったときの損失を考えて、梱包はできる限り丁寧に行ってください。 壊れやすいもの、傷つきやすいものは、必ず段ボール箱に入れ、緩衝材を使います。 水濡れに弱いものは、内袋としてビニール袋を使うなど水濡れ対策をしてください。 折れ曲がってはいけないものは、厚紙を入れておくと破損や折れを防げます。 ■【対策3】写真の加工は明るさの調整のみにしておく メルカリではクオリティの高い商品写真を使ったほうが売れやすいですから、撮影後にカメラアプリなどで加工をする方もいるはずです。 しかし、過度な加工は商品写真と実物の差が開きすぎてしまうため、「写真と違うものが送られてきた」などの理由のクレームにつながる可能性があります。 まったく加工をしてはいけないというわけではありません。 撮影環境を整え、明るさのみの調整にしておいたほうが無難です。 彩度や色合いを調整してしまうと、商品の色が違って見えてしまうので注意してください。 ■【対策4】ペットを飼っているか・喫煙者かプロフィールに記載しておく メルカリの購入者の中にはペットアレルギーの方もいらっしゃいますし、アレルギーではなくても、動物の毛が付着していることを不快に思う方もいらっしゃいます。 タバコの匂いも、喫煙者でなければ「臭い」「嫌だ」と感じる場合もあるので、発送するときは注意が必要です。 衣料用クリーナーやガムテープを使ってペットの毛を取っておく、消臭剤などを使ってタバコのニオイを消しておくといった対処をしておきます。 「ペットあり」「喫煙者」とプロフィールに記載しておくこともおすすめします。 ペットがいる環境で生活している以上、1本もペットの毛がついていない状態で発送するのはなかなか難しいのが現状です。 タバコのニオイは消しにくいだけでなく、喫煙者はニオイが残っていることに気が付きにくいので、万が一のことを考えて、ペットや喫煙に関する情報をあらかじめ記載していおいてください。 そうすれば、ペットの毛やタバコのニオイが苦手なユーザーからの購入を防げます。 ■【対策5】入力ミスがないか念入りに確認 最後に商品説明やサイズ、状態など、入力してある項目に間違いがないか細かくチェックをします。 たとえ入力を間違えただけでも、実際の商品と相違があれば、購入者からクレームをつけられる可能性は否定できません。 実際筆者自身も、記入忘れが原因で1度返品をされています。 2度、3度を確認をして、問題ないと判断したら出品してください。
メルカリでの返品はダメージが大きいと知っておこう
誰でも気軽に利用できるメルカリですが、購入者はとてもシビアに商品を見ています。 返品は出品者にとってダメージが大きいですから、なんとしても防ぎたいです。 今回紹介した5つの対処を実行すれば、クレームによる返品を受けるリスクを大幅に下げられます。 メルカリの利益を順調にアップさせるために、ぜひこの機会に対処法を実践してみてください。(執筆者:メルカリ取引400回以上 石神 里恵)