【メルカリ】防ぎたいクレームや返品 発送の際にできる対策5つ
メルカリでクレームにより商品が返品されてしまうと、場合によっては出品者が送料を負担しなければなりません。 返品の場合はメルカリ便が使えないため、ヤマト運輸などほかの発送方法の着払いを利用するケースが多く、送料が1000円以上かかることも少なくありません。 そのため、売上に影響を出さないためには、クレームからの返品を防ぐために、出品時に対策をしておく必要があります。 今回はメルカリ取引数400件超えの筆者の経験をもとに、クレームによる返品を防ぐための対策を5つ紹介するので参考にしてください。
こんな場合は出品者が返品時の送料を負担しなければいけない
ひとくちに「クレーム」といっても内容はさまざまで、中には出品者が返品時の送料を負担しなくていいケースもあります。 たとえば、 「購入したけど不要になった」 「間違えて購入をした」 「別のものを購入し直したい」など 購入者の一方的な都合による返品は、基本的に購入者側が返品時の送料を負担することになるので問題ありません。 そのほか、どう見ても新品なのに「使用済みだ」と言われたり、写真と実物に相違がないのに「違うものだ」と言われたりと、明らかに難癖をつけられるときもあります。 その場合も運営に相談の上、返品を受け付けない、購入者が送料を負担するなどの対応をとります。 では一体どんなときに、出品者が返品時の送料を負担しなければならないのでしょうか。 具体的な例を下記にまとめました。 ■出品者が送料を負担しなければならない可能性が高いパターン ・ 商品の状態について説明欄に記載漏れがあった ・ 梱包が不十分で配送中に商品が破損してしまった ・ 写真を加工しすぎて実物と差があった ・ サイズや色などを間違えて入力していた これら4つのケースに当てはまる場合、「出品者に非がある」と判断され、返品を受付し、返品時の送料も負担しなければならない可能性があります。 ■返品されるとどんなデメリットがある? ではもし出品者に非があって返品されてしまった場合、どんなデメリットがあるのか見ていきます。 ■□1. ペナルティ□□ 返品手続きをするときは「返品理由」をメルカリに報告しますが、出品者側に非がある理由だと、出品者にペナルティが課せられる可能性があります。 具体的にどんなルールでペナルティが課せられるか開示はされていませんが、よほど悪質な理由でなければ、1回の返品で利用停止などの処分になる可能性は低いでしょう。 しかし返品の回数が増えると、メルカリの利用が制限されるかもしれません。 そうなると、売上金アップどころの話ではなくなります。 ■□2. 返品送料の負担□□ 冒頭で説明したとおり、返品のときにメルカリ便は使えませんので、そのほかの発送方法で返品されます。 普通郵便だと補償がないので危険ですから、返品の場合は着払いと追跡が可能な発送方法を選ばれるケースがほとんどです。 では具体的にいくらぐらい負担しなければいけないのか、ヤマト運輸の着払い料金で説明します。 【着払い料金の一例】 ・ 関東地方から中部地方へ発送 → 60サイズ930円、80サイズ1150円、100サイズ1390円 ・ 関東地方から関西地方へ発送 → 60サイズ1040円、80サイズ1260円、100サイズ1500円 ・ 関東地方から北海道へ発送 → 60サイズ1370円、80サイズ1590円、100サイズ1830円 ヤマト運輸の場合、商品のサイズが大きいほど、そして配達距離が長いほど、着払いの送料は高くなります。 関東から北海道へ100サイズの商品を送ると、たった1回で2000円近い送料を負担しなければなりません。 そう考えると、自分のミスによる返品はなんとしてでも防ぎたいです。