Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

最年長木村王位VS最年少藤井七段 「受けと攻め」「戦型」「封じ手初体験」「持ち時間8時間」4つの見どころ

配信

スポーツ報知

 史上最年長VS史上最年少。明白なコントラストがある両者だが、今シリーズには年齢差以外にも多くの見どころがある。  〈1〉攻めと受け 木村の棋風は現代将棋では少数派の「受け(守備)」。最近の重要局で基本的に攻め合いを制してきた藤井が公式戦初対戦で「千駄ケ谷の受け師」の妙技を打破できるか。同時進行で渡辺明棋聖に挑戦中の棋聖戦とは異なる性格の将棋が見られそうだ。  〈2〉戦型選択 6月の9戦で藤井が唯一の敗北を喫した大橋貴洸六段戦の戦型は「横歩取り」。木村が長年にわたって得意とするものだ。最新流行型ではなく、自玉の守備が薄くなる分だけ「受け」の技術が試される。戦型選択の主導権を握る先手を振り駒でどちらが握るかも含め、序盤の数手から目が離せない。  〈3〉封じ手 2日制のタイトル戦では、1日目の終わりに「封じ手」がある。考慮時間の有利不利を避けるための規定で、最後に手番を持った側が次の指し手を明かさないまま紙に記入して封じ、立会人に手渡す。2日目の対局再開時に開封され、指し手が明かされて対局再開となる。どちらが、どのタイミングで指し手を封じるかの駆け引きがある。未経験の藤井がいかに対応するか。  〈4〉8時間 棋聖戦の持ち時間は各4時間だが、王位戦はタイトル戦でしかない各8時間。藤井は「長く考えられるのは楽しみ」と語っていたが、適応に苦慮する可能性も。タイムマネジメント力が問われる。

報知新聞社

【関連記事】