人気のメーカー・オプションを標準化で魅力アップ トヨタRAV4が一部改良を実施
ラインナップ全車を4WD化
トヨタが人気のSUV、「RAV4」の一部改良を発表。装備内容やラインナップの見直しが図られた。 【写真】人気のオプションを標準装備化するなど、一部改良が行われた新型「トヨタRAV4」の詳細画像をチェック ◆10.5インチ・ディスプレイオーディオPlusなどを標準装着に 装備面では、ユーザーに好評だったメーカー・オプションが標準装備化。「X」グレードでは、ブラインドスポット・モニターと対後方接近車両のパーキングサポート・ブレーキ、ドア・ミラーの足元照明を追加。「アドベンチャー」、「G“Zパッケージ”」、「G」、「Z」の各グレードにはコネクティッド・ナビ対応の10.5インチ・ディスプレイオーディオPlusが標準で備わるようになった。 ◆Xグレードの前輪駆動モデルを廃止 また、ハイブリッド車でメーカー・オプションの非常時給電システム付AC100V・1500Wアクセサリーコンセントを選択した場合、外部給電アタッチメントが付属するようになった。これは、外部給電時の電源コードを、ドアと窓を閉めたまま車外へ引き出せるようにするアイテムで、虫や異物、雨水などが車内に侵入するのを防ぐことができる。 ラインナップは、2.0リッターのガソリン車と2.5リッターのハイブリッド車ともにXグレードに設定されていた前輪駆動モデルを廃止。これにより、RAV4は4WDのみとなった。なお、ハイブリッド車とプラグイン・ハイブリッド(PHEV)の4WDは後輪を電気モーターで駆動するE-Fourを引き続き採用している。 価格は323万7300~566万1700円。発売はガソリン車とハイブリッド車が12月16日、PHEVが2025年1月6日を予定している。 文=関 耕一郎 (ENGINE WEBオリジナル)
関耕一郎