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牛乳通常生産へ着々準備 能美のアイ・ミルク北陸 6月から12市町で給食

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北國新聞社

 6月1日から金沢市など県内12市町の小中学校で学校給食が再開されるのを前に、能美市の乳業メーカー「アイ・ミルク北陸」が給食用牛乳の出荷準備を進めている。本格製造は30日からの予定で、約3カ月ぶりに通常の生産態勢に戻る。一部市町で授業の実施が検討されている夏休み期間中の出荷にも対応できるようにするため、北海道から生乳を取り寄せる方針だ。

 給食用は同社が手掛ける牛乳全体の約2割を占め、通常時は、かほく市と内灘町を除く県内17市町の小中学校240校に、200ミリリットル入りのパックを1日当たり約6万5千個、出荷してきた。新型コロナウイルスの影響で臨時休校となったことを受け、3月2日から製造を休止した。

 学校給食は4月20日の志賀町を皮切りに再開し、現在は珠洲市、能登町を含む3市町向けに約1300個を製造している。25日からは輪島、穴水、羽咋にも提供する。同社は25日以降にパックの組み立て機と充填(じゅうてん)機を試運転し、フル稼働に備える。

 休校の影響で授業時間の確保が課題となる中、夏休みを短縮して授業に当てる自治体は多い。同社は県産を中心に北陸三県から生乳を調達しているが、夏場は乳牛の体力低下で供給量が減るため、不足する場合は北海道から取り寄せる方向だ。

 廣田孝司社長は「学校給食用の牛乳を最優先に製造している。いつもと変わらない製品を届け、子どもたちの学校生活を支えたい」と話した。

北國新聞社