大谷の日本開幕戦での登板「可能性は極めて低い」 ドジャース監督
【AFP=時事】米大リーグ(MLB)、ロサンゼルス・ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は9日、来年3月に東京で行われる新シーズンの開幕シリーズで大谷翔平が登板する可能性は低いとの認識を示した。 【写真】妻・真美子さんとNBAの試合を観戦する大谷 テキサス州ダラスでウインターミーティングに出席しているロバーツ監督は、「可能性は極めて低い」「3月に始めて、それを10月まで継続的に行えるとは思わない。そうしたらシーズン中に休養や登板感覚の調整が必要になる。だから分からない。可能性としては低いと考えている」とするコメントが、MLBの公式サイトで掲載された。 ドジャースは来年3月18、19日にシカゴ・カブスと開幕2連戦を戦う。 昨季の大谷は史上初のシーズン「50本塁打、50盗塁」を達成する歴史的なシーズンを送り、ナ・リーグの最優秀選手(MVP)に輝いた。MVP受賞は2年連続3度目で、初のワールドシリーズ制覇も果たした。 ワールドシリーズでは盗塁を試みた際に左肩を亜脱臼したが、ドジャースのブランドン・ゴームス・ゼネラルマネジャー(GM)によれば、大谷はオフに入りすでに投球プログラムを再開している。 大谷は右肘靱帯(じんたい)を修復する手術を受けた影響で、2023年を最後に登板はなく、ドジャースもマウンドへの復帰を急がない姿勢を見せている。 ゴームスGMは「シーズン序盤の試合は非常に重要だが、われわれとしては彼が終盤戦にかけてピークを持ってこられるような状況をつくれれば、それが理想のシナリオだと考えている」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News