【カープ】西川、復活への一歩 年明けからティー打撃「開幕に間に合うように」
昨年11月に右足を手術した広島東洋カープの西川が、復活への一歩を踏み出している。年明けからティー打撃、キャッチボールと技術練習を再開。「シーズン開幕には間に合うよう逆算してやってきた」。上位打線定着が期待される今季に向け、焦りを抑えて取り組む。 【デジタルアルバム】カープ2020名場面 廿日市市の大野屋内総合練習場での練習は10日から始まった。バットを手にスキップやランニングをして、下半身を温めた後、ティー打撃へ。振り始めは軽く、徐々にスイング速度を上げると大きな打球音が響く。時折、右足を曲げたり伸ばしたりして痛みを確かめる場面も。「バットに当たる感触がよくないなあ」と漏らしながら、100スイング以上をこなす。今後、フリー打撃をする時期は未定。患部の状態を確かめながら、開幕での全力プレーを目指す。
中国新聞社