有料指定席「快速うれしート」、宝塚線で大幅拡充 万博へは臨時快速運行 JR西、3月15日ダイヤ改正
JR西日本は13日、来年3月15日実施のダイヤ改正を発表した。快速の有料座席サービス「快速うれしート」を宝塚線篠山口・新三田-大阪間で上下計7本新設するなど大幅に拡充。平日朝夕に網干-新大阪間で通勤特急「らくラクはりま」を上下各1本増発する。 【別カット】JR西日本が来年3月15日~10月13日に運行する「エキスポライナー」の車両内部 快速うれしートは、宝塚線上りで朝に篠山口・新三田発大阪着の2本、下りは夕・夜に大阪発篠山口着の5本を設ける。神戸線などでも下りの野洲-姫路・網干間で朝、夕・夜に各4本を新設。現在は朝4本の上りについても、網干・姫路-大阪間で3本追加する。 らくラクはりまは、上りの網干午前6時53分発、下りの新大阪午後6時46分発を増発し上下各2本に。特急「こうのとり」を朝夕の通勤時間帯、新たに中山寺駅(宝塚市)と川西池田駅(川西市)に停車させる。 また、山陽新幹線は年末年始やお盆などの利用集中期に臨時でのぞみを増発。博多行き最終列車の新神戸駅発車時刻は9分遅らせ、午後9時45分発とする。 大阪・関西万博関連では来年10月13日の閉幕まで、新大阪から大阪を経て、会場近くの桜島駅に直通する臨時快速「エキスポライナー」を運行。乗り換え不要で、所要時間は現在より5~10分程度短い約20分となる。(大島光貴)